東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、新型コロナウイルスの感染拡大により、オリンピック・パラリンピック史上初の延期という事態に見舞われました。一年後の2021年、両大会は緊急事態宣言が敷かれる中、無観客にて開催され、全ての競技日程は無事に終了しました。
開催前に期待されたパラリンピック大会のレガシーはどの程度創出され得るのか、今後どのようにレガシーを活用していくのか等について、実務家、研究者、パラリンピアン、ジャーナリストらを交えて議論します。
日時 | 2022年1月12日(水) 14:00~16:30(受付開始13:30) |
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会場 | オンライン(Zoomウェビナー) |
参加費 | 無料 |
主催 | 日本福祉大学・日本財団パラリンピックサポートセンター |
参加をご希望される方は、
下記フォームよりお申込みください。
※上記フォームからお申し込みができない場合は、「氏名・所属・役職 ・その他(情報保障、メディアの方は取材及び素材提供のご希望等)」をご記入の上、メールにて research@parasapo.tokyo にお送りください。
取材をご希望される方は、後日、主催団体広報から配信する取材申込書からお申し込みください(Zoomでのオンライン取材となります)。視聴のみの方は、上記Googleフォームからお申し込みください。
基調講演
「東京2020モデル ~今後のスポーツイベントの新たなモデルとして~(仮)」
中村 英正(東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)
報告
「パラリンピック無形のレガシーは残ったか?」
藤田 紀昭(日本福祉大学)
休憩
総合討論
モデレーター:藤田 紀昭
玉木 正之(スポーツライター)
土田 和歌子(パラリンピアン・陸上)
中村 英正(東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)
マセソン 美季(国際パラリンピック委員会理事、教育委員)
三井 利仁(日本パラ陸上競技連盟)
※スピーカーは都合により予告なく変更となる場合がございます
玉木 正之
東京大学教養学部中退。日本福祉大学客員教授。スポーツ文化評論家として音楽、オペラ等も執筆。主な著書に『スポーツとは何か』(講談社現代新書)、『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)、『彼らの奇蹟』(新潮文庫)、『オペラ道場入門』(小学館)など。訳書にR・ホワイティング『ふたつのオリンピック』(KADOKAWA)など。
土田 和歌子
高校の2年時、交通事故に遭い車いす生活となる。長野1998大会ではアイススレッジスピードレース1000m・1500mで金メダルを獲得。翌年、陸上競技に転向し、アテネ2004大会では5000mで金メダルを獲得し、日本人史上初の夏・冬パラリンピック金メダリストとなった。東京2020大会ではトライアスロンと車いすマラソンの2種目に出場。
中村 英正
東京大学法学部、ハーバード大学ケネディスクール卒業。財務省、在アメリカ合衆国日本国大使館、フランスのOECD等で勤務を経て、東京2020組織委へ。前半は企画と財務、後半はオリパラ史上初の延期となった大会の準備に取り組む。大会期間中はメインオペレーションセンターチーフとして、運営を切り盛り。
藤田 紀昭
日本福祉大学大学院スポーツ科学研究科教授、博士(社会福祉学)。筑波大学大学院体育研究科修了。徳島文理大学専任講師、同志社大学スポーツ健康科学研究科教授などを経て現職。研究分野はスポーツ社会学、障害者スポーツ論。現在、スポーツ庁スポーツ審議会「健康・スポーツ部会」「スポーツ基本計画部会」委員、及び公益財団法人日本パラスポーツ協会技術委員会副委員長。
マセソン 美季
国際パラリンピック委員会理事。国際パラリンピック委員会・国際オリンピック委員会で教育委員(2018年~)。スポーツと教育の力を活用しながら、「全ての人が、居場所を見つけ、可能性を発揮できる、誰1人として取り残されない社会」を目指し、国内外で活動中。パラリンピアン。カナダ在住。
三井 利仁
日本福祉大学大学院スポーツ科学研究科教授、博士(医学)。一般社団法人日本パラ陸上競技連盟 専務理事。日本パラリンピック委員会強化本部 本部長(2022.1.1就任予定)。アトランタ1996パラリンピック以降、東京2020パラリンピックまで陸上競技にコーチ、監督、運営サイドとして関与。
担当 中島・池田
Email: research@parasapo.tokyo
写真:日本パラ陸上競技連盟/マセソン美季様提供