本学の福祉社会開発研究所下の「福祉政策評価センター」は、地域課題の解決などを視野に、以前より滋賀県の東近江市の地域福祉政策に係わり、同市と連携して研究活動に取り組んできました。
同センターが策定に関わった滋賀県東近江市の「第3次東近江市地域福祉計画」（2022年3月策定･公表、期間2022年度～2026年度）は、2020年度の社会福祉法改正により導入された重層的支援体制整備事業を視野に入れています。この「第3次地域福祉計画」を踏まえ、同市の2022年度総合計画の「地域福祉推進事業」では、「重層的支援体制整備事業への移行準備」として、「多機関協働事業」「地域づくり事業」「福祉法人のネットワーク化による協働推進事業」などに取り組むことが計画されました。
「福祉政策評価センター」は2022年度、上記の計画に対応して「東近江市重層的支援体制構築事業（地域づくり）」と「東近江市福祉法人のネットワーク化による協働推進事業」を担いました。多機関協働に向けたコーディネートや参加支援のための連携推進、同市内の社会福祉法人等が参画する法人間連携プラットフォームの支援など、東近江市との連携のもと様々な研究活動を進め、「第3次東近江市地域計画」の具体化に向けて取り組みました。
これらの取組のもととなった「第3次東近江市地域福祉計画」、および2022年度の総合計画などは同市のホームページに掲載されていますので、そちらをご参照ください。