ふくしを学んだ学生voice太田悠亮さん

太田悠亮さん

スポーツ科学部
スポーツ科学科 2021年3⽉卒業

エネジン株式会社 総合職

日本福祉大学や在籍学部でどんな「ふくし」を学び、自分自身がどう成長したと実感していますか。

 この世に普通なんて存在しないということです。本学では“ふくし”を「ふつうのくらしのしあわせ」と表現しています。確かにその通りだと思います。しかし、ある人にとってのふつうは、私にとってはふつうではなかったり、日本人のふつうの暮らしと外国人のふつうの暮らしは必ず異ったりするはずです。
 以上からふくしとは、「こういうことを幸せと感じる人が多いから、これが普通の幸せなんだよ」ということではなく、「一人ひとりに向き合い、その人にとっての幸せとは何かを受け入れること」であると考えます。私はこの考えを持つようになってから、どんな人とも分け隔てなくコミュニケーションを取れるようになり、自分とは異なる意見を受け止められるようになりました。

日本福祉大学で学んだ「ふくし」を、これから社会でどのように役立てたいと考えていますか。

 その人にとっての幸せとは何かを常に考え、目の前の人を少しでも幸せにしていきたいと考えています。