ふくしを学んだ学生voice河田未玖さん

河田未玖さん

国際福祉開発学部
国際福祉開発学科 2021年3⽉卒業

生活協同組合コープあいち 総合職

日本福祉大学や在籍学部でどんな「ふくし」を学び、自分自身がどう成長したと実感していますか。

 留学生や他県から来た学生、障害のある学生等、様々な個性を持った人々とコミュニケーションをする中で、「ふつう」は環境や人によって違うことを知り、価値観の相違を異文化の理解として楽しんで受け入れることができるようになりました。また本学では、学校周辺の街をきれいにするクリーンキャンパスキャンペーン、ゼミナール、日々の講義などでも地域交流が盛んで、東海市に住む人々とお話しする機会がたくさんあります。地域の人々と協働し、一緒に成し遂げることで、自分を取り巻く環境を再度見つめ直し、「コミュニティには何が求められているか」「自分の役割は何なのか」を率先して考え、動けるようになりました。

日本福祉大学で学んだ「ふくし」を、これから社会でどのように役立てたいと考えていますか。

 大学では、これまで関わったことがなかった人と協働する場面がたくさんありました。国籍や環境、文化、好きなもの、大切にしていることなど、違えば違うほどコミュニケーションを進めていくのは大変なことです。しかし色々な考え方が集まることで、今まで気づかなかった答えを導きだすことができると活動を通して実感しました。学生生活での経験を生かし、多様さを受け入れ皆が輝けるような環境を作れる人になりたいと思います。

どんな「ふくし」を未来に届けたいと思いますか。

 これからは社会人として、他者の生活をサポートし、仲間と一緒により良い未来を目指し、自分の身の周りの人やものを大切にして、誰もが自分らしく生きていける未来の一助となれるような人になっていきたいです。