ふくしで活躍する卒業生voice清水翔太さん

日々の授業のなかで生徒の成長を実感できる喜び

静岡県立裾野高等学校
教諭(福祉)

清水翔太さん

社会福祉学部 2019年3月卒業
長野県/上田千曲高等学校

仕事のやりがいは何ですか。

 現在、高等学校の福祉科教員として働いています。主な業務は授業と校務分掌です。授業は主体的・対話的な深い学びを目指し、受動的な授業ではなく、能動的な授業となるように工夫しています。校務分掌は保健・相談課の美化を担当しています。本校は地域の方がたくさんいらっしゃいます。そのため来校された方に気持ちよく過ごしていただけるように指導をしています。
 仕事のやりがいは「生徒の成長を実感できること」です。4月にはできなかったことが、日々の授業などで学びを深めたことによりできるようになると、とてもうれしく感じます。

大学時代の学びは、現在どのように活かされていますか。

 ゼミの教授の「福祉を学んだ人間が、一般社会のなかに入ることで地域福祉につながる」という言葉が活かされています。本校は総合学科で福祉系列の生徒の約半分は一般職に就きます。また、福祉系列でない生徒が福祉の授業を選ぶ場合もあります。そのため、職種にかかわらず、必要となる福祉の制度や考えを学べるような授業を展開しています。

*所属・掲載内容は2020年2月現在