はじめてのふくし21版
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56© 2004 Nihon Fukushi University利用者の相談に応じ、助言・援助を行い、その自立を支援します。福祉に関する情報をわかりやすく説明したり、関係機関との連絡・調整を図ったりすることも仕事です。加齢や障害により日常生活に支障のある人の心身の状況に応じ、身体面の介護を中心に行います。在宅の場合は、家事援助や家族などへの介護指導を行うこともあります。保育士は、家庭養育の補完をし、基本的な生活習慣を身につけさせるなど、子どもの健全な心身の発達のため、健康で安全な、情緒の安定した生活ができるよう手助けします。幼稚園教諭は、満3歳から就学前までの幼児を対象に保育・教育を行います。子どもたちの豊かな人間形成を支えるために、発達や教育への理解を深め、教育の場で生徒の指導・支援にあたります。乳幼児から思春期、さらに成人から老人期まで、様々な問題をかかえた人や障害などがある子どものこころを理解し、教育や支援を行います。利用者の健康上のケアや、身体の障害の機能回復(リハビリテーション)などを行う仕事です。医療・福祉における制度や組織への総合的な理解のもと、病院、施設などの組織における実践的なマネジメント手法を身につけ仕事に活かします。健康な暮らしと人びとの自立した生活をサポートするための工学・情報技術デザイン、建築、環境共生の知識を活かして、福祉用具や情報ネットワーク技術の開発、福祉環境づくりなどを行います。は資格要件のあるもの         は資格要件のないもの仕事の系統相談・援助・調整(ソーシャルワーク)系介護(ケアワーク)系保育・幼児教育系教育系心理系保健・医療(健康科学)系医療・福祉マネジメント系福祉工学(情報工学・建築バリアフリー)系各分野の施設、事業所、相談機関(福祉事務所、地域包括支援センターなど)。職業指導員や就労支援員は障害者の就労移行支援や就労継続支援を行う事業所など主に高齢者や障害者関係の施設、事業所特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、小規模多機能型居宅介護事業所、障害者支援施設、グループホーム、デイサービスセンター、訪問介護事業、障害福祉サービス事業など児童分野の施設、事業所保育所、乳児院、児童養護施設、障害児施設、幼稚園、認定こども園など小学校、中学校(社会、英語、保健体育)、高等学校(福祉、公民、地理歴史、英語、保健体育)、特別支援学校など社会福祉施設、病院、学校、各種相談機関、一般企業など病院、保健所、訪問看護ステーション、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、訪問リハビリテ―ションなど各分野の施設、事業所高齢者、障害児・者福祉に関わる施設、事業所や福祉用具・機器、建設、住宅メーカー情報通信などの一般企業主な職場生活相談員・生活支援員生活指導員・職業指導員・就労支援員介護支援専門員(ケアマネジャー)介護支援専門員(ケアマネジャー)介護職員介護福祉士社会福祉士・社会福祉主事看護師保健師保健師保健師理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)(※専門学校)健康運動指導士・健康運動実践指導者対象別の施設・事業所障害児・者高齢者児童指導員保育士児童指導員参考資料 日本福祉大学卒業後に想定される進路と活かせる主な資格

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