はじめてのふくし21版
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5「ふくし」の仕事障害などを持った人や高齢者などがもっと快適にくらしていけるように、従来の仕事に「ふくし」の視点を盛り込んで新たなサービスをおこなう企業も増えてきています。寝たきりの人や車イスの人が利用できる福祉タクシーや介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)資格を取得した運転手が対応する福祉サービスタクシーなどがよい例かもしれません。また、メールやインターネット機能の向上により、耳が聞こえにくいなどの障害にかかわらず携帯電話を利用することができるようになりました。そういった人たちが携帯電話を購入する際に困らないように、テレビ電話を利用した手話通訳サービスをおこなっているお店もあります。このほか、手話通訳サービスや車イス貸し出しをおこなっているホテルや百貨店も少なくありません。障害者に配慮した内容のパッケージツアーや高齢者向け化粧教室なども登場しています。47© 2004 Nihon Fukushi University社会参加を促すためのサービスをおこなう仕事

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