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【地域連携教育】社会福祉学部「フィールド実践演習 ~認知症啓発の課題にあたる~」が行われました

お知らせ
2022年07月19日

2022年7月15日(金)、社会福祉学部2年次科目「フィールド実践演習(斉藤ゼミ)」で、前期最後の講義が行われました。

この科目は、1年次の学びを基盤としながら、3、4年次の「社会福祉専門演習Ⅰ・Ⅱ」につなげるため、各学生が興味・関心に近いゼミナールを選択し、専門性を深めていきます。科目の特徴として、学内での文献学習にとどまらず、大学を出て地域での活動に参加したり、外部機関や施設の訪問、課題解決のための企画立案や実践学習などの体験型学習を重視しています。学生は、ソーシャルワークを実践する上で必要な地域資源に関心を持つこと、社会や地域の問題発見、課題の提示や周囲に説明する力を身につけることを目標としています。

認知症カフェの打ち合わせをするメンバーと斉藤雅茂教授

斉藤ゼミでは、PBL(Project-Baced Learning)の手法を取り入れ、認知症啓発の課題について地域の関係機関と連携をしながら学生の視点で解決にむけて取り組んでいます。

学生らは、「認知症サロンの運営」、「啓発イベントの企画」、「人生ゲームの制作」、「SNSアプリのスタンプ制作」の4つのグループに分かれて、教員が各グループをサポートしながら、ゼミ運営がされています。日々の講義では、互いのグループの進捗を共有し、相互にアドバイスをしながら切磋琢磨しています。

学生が考案しているスマートフォンアプリ用の絵文字スタンプ

この日は、前期最後のゼミナールでしたが、学生らはそれぞれのグループの課題について自主的に集まって活動を行うということでした。担当の斉藤雅茂教授は「後期には学生の視点を活かした認知症啓発の取組が実践されることを楽しみにしています」と、前期を通じて主体的にとりくんだ学生をねぎらっていました。

日本福祉大学は、「建学の精神」のもと「地域に根ざし、世界を目指す『ふくし』の総合大学」として、地域社会と時代が求める人材を養成しています。

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