知多半島の文学碑データベース

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名称

種田山頭火 波音の他句碑

所在地

南知多町 内海一色 熊野神社下遊園地内

区分

句碑

詠者

種田山頭火

揮毫者

建立者

三河・知多山頭火の会

創立年月日

昭和63年10月

高さ

材質

碑文

波音の松風となる水のうまさは

枕ならべて二人きりの波音

ひとり兎を飼うてひっそり

意味・出典

由来

自由律俳人・種田山頭火(1882−1940)は、放浪生活の中で数多くの名作を生み出した。昭和14年春、死期を悟った山頭火は尾張・三河・信濃を遍歴し、途中、美浜町河和の「層雲」誌友・斎藤帰城子や南知多町内海の俳人、橋本健三(1912−1978)を訪ねている。健三は、内海在住の画家、稲垣勇次郎(雅号 半月庵)を誘い、近くの山寺で酒を酌み交わした。半月庵には、良質の鉱泉あふれる「蛤水」と呼ばれる泉があり、近所でも評判の名水であった。

参考文献

全国文学碑総覧P566 市誌・町史資料編六p904

備考

交通

 

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