知多半島の文学碑データベース

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名称

本美三狐の句碑

所在地

常滑市市場町4-64 正法寺境内

区分

句碑

詠者

本美三狐

揮毫者

稲垣釣月

建立者

常滑若竹会

創立年月日

昭和36年12月

高さ

94cm

61cm

材質

碑文

餅花や窓に真白き鈴鹿山

意味・出典

由来

この句は昭和34年1月4日の毎日新聞、選者山口青邨先生の特選に入る。(選評)茶の間に餅花がさんさんと垂れている。窓には雪をかぶった鈴鹿山が白く見えるすがすがしい句である(新年詠草) 作者三狐は本名本美三郎といわれ、明治34年、半田白山神社の神主本美家の三男として生まれ、三才の時麻疹にかかり失明する。12歳で修行に出、20歳で按摩師となった。富田うしほの娘、赤井志貴子が治療に来たのが縁で、稲垣釣月ら25名と共に若竹の俳句を教わった。三狐は失明していたため、ラジオを良く聴き、娘の愛子に情景を聞いては作句したそうで、他にも数多く特選に入っている。

参考文献

郷土の碑p17

備考

交通

 

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