名称 |
巌谷小波の句碑 |
所在地 |
半田市雁宿町 雁宿公園内 |
区分 |
句碑 |
詠者 |
巌谷小波 |
揮毫者 |
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建立者 |
浅田斗南、中埜桂園、中埜其園 |
創立年月日 |
昭和11年11月 |
高さ |
130cm |
幅 |
47cm |
材質 |
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碑文 |
桜紅葉いまを御旗の色にして |
意味・出典 |
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由来 |
巌谷小波(1870-1919)は、小栗風葉と同時代の作家で俳人でもある。明治20年(1887)に尾崎紅葉の硯友社に入社。流行作家として出発したが、やがて児童文学作家として世評を得た。大正8年10月に半田を訪れた小波は、半田小学校での童話講演のあと浅田斗南ら半田、成岩の俳人3人と雁宿公園に遊び、この碑が建つ雁宿公園には、明治23年に半田地方で行われた大演習を記念した記念碑も建つ。この句は公園の桜の葉が紅く色づいている見事なさまを天皇旗に見立てて詠んだものであろう。 この句の揮毫を得た斗南らは、後に小波を追悼し、動物園舎の近くにこの句碑を建立したが、知る人も少なかったので、昭和51年4月に現在地に移転された。 |
参考文献 |
愛知の文学碑p167全国文学碑総覧p564市誌・町史新修下p40、文化財篇p502 |
備考 |
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交通 |