名称 |
伊藤東吉の句碑 |
所在地 |
半田市亀崎高根町6-37 伊藤楯夫邸 |
区分 |
句碑 |
詠者 |
伊藤東吉 |
揮毫者 |
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建立者 |
青夜会 |
創立年月日 |
昭和35年7月24日 |
高さ |
82cm |
幅 |
53cm |
材質 |
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碑文 |
また臼を碾きはじめたる寒の宿 |
意味・出典 |
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由来 |
伊藤東吉(1906-1960)は、明治以降の名古屋を中心とする俳壇に名を残した一人である。知多の自然を愛し、しばしば美浜町の鵜の山を訪れて、スケッチや句を残している。また、終戦直後の混乱期に、住まいのあった知多郡亀崎町で地元の青年らを集めて「青夜会」という俳句グループを作り、指導した。 この句碑に刻まれているのは、昭和21年、伊賀上野の芭蕉祭で泊まった宿での体験を詠んだものである。豆や薩摩芋を干したものを石臼で挽いて粉にしては団子を作って食べていた、食糧に困窮していた世相をよく反映している。 |
参考文献 |
愛知の文学碑p214市誌・町史新修下p58 |
備考 |
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交通 |