知多半島の文学碑データベース

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名称

加藤かけいの句碑

所在地

知多市佐布里 佐布里池(愛知用水調整池)

区分

句碑

詠者

加藤かけい

揮毫者

建立者

創立年月日

昭和41年5月

高さ

86cm

74cm

材質

碑文

梅に池に日照のいま安らげり

意味・出典

由来

 愛知県は,名古屋南部工業地帯へ工業用水を供給するため,佐布里ダムの建設を計画したが,当初,地元民の強い反対に遭った.こうして難航した計画も昭和40年5月,貯水量500万立方メートルの調整池として佐布里ダムが完成した.この事業を記念し,当時の副知事松尾氏が発起人となり,中部俳壇の大御所・加藤かけい(1899−)に句碑建立を依嘱した.六・六・五の音律ではあるが,かけいは十二音と五音に切って単なる風景描写ではなく,ダム建設の経緯を踏まえた心象風景をここに込めて詠っている.

参考文献

愛知の文学碑p226

備考

愛知用水公団「愛知用水史」新興俳句

交通

 

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