知多半島の文学碑データベース

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名称

阪正臣らの歌碑

所在地

知多市佐布里 佐布里ダム記念館梅林中

区分

歌碑

詠者

阪正臣ら

揮毫者

建立者

創立年月日

明治43年夏

高さ

106cm

86cm

材質

自然石安山岩

碑文

うめのはなさきくとさとのゆくすゑを/おもひのいろにつきかへにけむ

(裏)

うめそのにことはのはなもさきそひて/おやのいさをそあらはれにける(鰐部甚之右衛門)

まこゝろをつくしゝ梅のかをりこそ/いくよよさしくくちせさるらめ(戸田九左衛門)

さく梅のかをりとともにいくちよも/たてしいさをゝあふく石ふみ(鰐部興三郎)

意味・出典

由来

この碑は、佐布里梅の品種改良功労者である鰐部亀蔵を顕彰したものである。亀蔵は、水密桃系の原木に白梅を継ぎ、薄紅の花をもつ果肉の厚い新種を生み出した。

 碑陰の三名はいずれも亀蔵の子で、宮内省御歌所の寄人であった阪正臣(尾張横須賀出身)を招いて梅林で歌会をよく開いたという。父の功労を詠み込んだ歌である。

参考文献

愛知の文学碑p71全国文学碑総覧p564市誌・町史p842、資料編二p592

備考

佐布里梅顕彰碑刻

交通

 

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