知多半島の文学碑データベース

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名称

松尾芭蕉の句碑

所在地

大府市横根町 座頭泣かせ

区分

句碑

詠者

松尾芭蕉

揮毫者

久野渓流

建立者

大府俳壇会員

創立年月日

昭和54年11月25日

高さ

材質

碑文

冬枯れや世は一色に風の音

意味・出典

由来

 「座頭泣かせ」は、横根町にあり、その昔は有松(名古屋市)や高横須賀(東海市)につながる交通の要所でもあった。道が非常に狭い難路であったと同時に景色が非常によく、旅人が辺りを眺めた場所であった。通りかかった座頭が「私も皆と同じように眺められたらなあ」と嘆いたことから、いつのまにかここを「座頭泣かせ」と呼ぶようになったと伝承されている。句は天明7年(1787)の『もとの水』所載のものである。揮毫者の久野渓流は明治40年生。15歳の時、久野襦鶴の門下に入り、連句・発句を学び、横根在住の錦星(久野和一郎)らと大府句会を結成した。

参考文献

愛知の文学碑p310全国文学碑総覧p563市誌・町史p917

備考

交通

 

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