知多半島の文学碑データベース

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名称

松尾芭蕉・早川都竺の句碑

所在地

東海市加木屋町宮脇43 熊野神社境内(鳥居横)

区分

句碑

詠者

松尾芭蕉・早川都竺

揮毫者

建立者

早川都竺

創立年月日

嘉永6年(1853)春

高さ

材質

碑文

花の雲 鐘は上野か 浅草か(芭蕉)

橋越る杖の音きく餘寒かな(都竺)

萍や流れながらの咲もよひ(都竺)

意味・出典

由来

熊野神社は、国道155号線と県道名古屋・半田線が交差する白拍子交差点の北西にある加木屋町の氏神様で、桶狭間の合戦(1560年)の後に、加木屋村に移り住んだ今川の家来の久野清兵衛宗政(久野弾正忠宗政)が屋敷に祭っていたのを、現在地に移した。江戸時代末期、嘉永6年(1853)春、加木屋の造り酒屋早川平右衛門(俳号都竺)の建立。碑の表にこの句を刻み、裏には都竺の句が刻まれている。早川都竺は、本名早川右衛門正員、加木屋の酒造家である。熊野神社の南方に広大な屋敷を構え、晩年は俳諧三昧の生活を送り、芭蕉句碑を三基も建立した。

参考文献

全国文学碑総覧p563市誌・町史p355、資料編5巻 p139

備考

熊野神社 (0562)32-3305

交通

名鉄河和線高横須賀駅から徒歩20分

 

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