第15回日本福祉大学杯少年サッカー大会が開催されました(取材レポート)

 愛知県美浜町と本学が共同設置し、スポーツを核としたまちづくりを構想するみはまスポーツまちづくり推進室が、本学人工芝グラウンド(第2グラウンド)にて開催された日本福祉大学杯少年サッカー大会を取材しました。

 15回目となるこのイベントは、当推進室がたちあがる以前から本学Ⅰ部サッカー部が独自にスポーツを核としたまちづくりを思考して企画されたもので、愛知・岐阜・三重・静岡から小学生を対象に参加チームを募り大会運営の他に美浜町観光協会と連携した宿泊施設や飲食、観光の手配を行なってきました。

 少年サッカー大会は小学6年生にとって卒業前の記念大会となり、8人制から進級後の11人制に順応するためのきっかけとしても位置付けられています。

 中止となっていたこの数年間も参加チームから開催を切望する声が寄せられていました。

 他にもチーム同士との交流や大学生の技術指導など、参加チームにとって多くの価値がある大会となっています。その企画、運営はⅠ部サッカー部の学生が中心となって行なっています。

 はじめての11人制とタフな試合スケジュールのなか激戦が繰り広げられ、南知多SSSがこの大会を制しました。

 表彰式では、スポーツ科学センターの福井 邦宗助教から優勝カップと賞状、記念品が贈られました。

 閉会式後には、参加チームからこの大会の運営を行なったⅠ部サッカー部に対してお礼の挨拶がされ、主催者、参加者の絆をより強くするシーンになりました。

 この大会の取材を通して、選手や監督、コーチだけではなくその保護者や関係者など多くの方が集うきっかけとなり、スポーツ大会の開催が様々にまちづくりへの効果を及ぼすことが体感できました。

 今後のスポーツまちづくり事業にも生かしてまいります。