取組・活動紹介

福岡オフィスが九州・沖縄8県の同窓生を対象に「ふくし学習会オンラインセミナー」を開催しました。

トピックス

2021年4月9日

 福岡オフィスでは、2021年3月6日(土)、13日(土)の両日に、九州・沖縄8県の同窓会と共催で「ふくし学習会オンラインセミナー」を開催し、延べ55名の同窓生がオンラインで参加しました。

 3月6日は、「福祉施設における火災時の安全への備え~図上訓練のすすめ~」と題して、村井裕樹先生(建築バリアフリー専修)によるオンライン講義を行いました。
避難困難な方が生活している福祉施設の特徴や火災時の避難の特徴を理解したうえで、日ごろの「火災図上訓練」の大切さについて確認する講義となりました。参加者からは、「自分の施設の防火設備を確認し、被害を最小限にできるよう準備しておくことが大切」、「消防や地域との連携の推進は、参考になった」、「施設と地域の協力等を含め、さっそく職場の施設でも取り入れたい」などの感想が寄せられました。

 3月13日は、「子どもの貧困を支援するスクールソーシャルワーク」と題して、野尻紀恵先生(社会福祉学部)によるオンライン講義を行いました。
子どもと若者を取り巻く近年の課題を理解したうえで、コロナ禍で増加した困窮する家庭に対してスクールソーシャルワーカーがどのように関わるのか、具体的な事例を交えての講義となりました。参加者からは、「子どもたちの命と暮らし、尊厳を守るために、スクールソーシャルワーカーの役割が良く理解できました。」、「事例を交えての話はとても参考になりました。特に『子どもの最善の利益』のために子どもに向き合う事が大事だとあらためて思いました。」、などの感想が寄せられました。

 また、開催後のアンケートでは、「遠方でも自宅で受講できるというメリットがある」、「卒業してからも先生の講義を受けられることが最大のメリット」、「一緒に同じ講義を受けていることで連帯感のようなものも感じました」などの好意的な感想がたくさん寄せられました。