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国際的な視野を広げるために、日本福祉大学へ進学した水澤珠未さん。入学式では新入生代表として誓いの言葉を述べ、入学後は英語や異文化理解、災害ボランティアなど、多彩な経験を重ねてきました。「人のために」という原点を大切にしながら歩んできた大学生活と、これからの夢を語ってくれました。
英語×ボランティアで広がる“ふくし”
幼い頃、日本人が流暢に英語を話す姿をテレビで見て、日本語以外の言語を習得することに憧れ、「自分もそうなりたい」と思うようになりました。高校時代には、地元のイベントでのゴミ拾いボランティアを通じて「人のために何かをして喜んでもらう」ことにやりがいを感じ、その経験から「いつか海外でもボランティア活動をしたい」という思いが芽生えました。
高校3年生になり進路に迷っていたとき、担任の先生に勧められたことをきっかけに日本福祉大学に興味を持ちました。キャンパスガイドに載っていた『「ふくし」は世界の課題とつながっている』という言葉を目にしたとき、英語を話せるようになりたいという目標と、ボランティアで多くの人に喜んでもらった記憶が重なりました。
この大学には留学生が多く、外国人と交流しやすい環境が整っているため、海外でのボランティア活動にもつながると感じ、進学を決意しました。
世界とつながり、成長する自分に出会う
1年次は英語中心でしたが、2年次以降は留学生との交流を通じて異文化理解を深めています。特にアジアや貧困地域について学ぶ中で、日本の「当たり前」が世界では通用しないことを痛感しました。
ゼミ活動では「女性と貧困」をテーマに、生理用ナプキンをキャンパス内に設置する取り組みを行いました。男子学生の前で月経について話すことに最初は抵抗がありましたが、理解しようとする姿勢に触れ、むしろ自分自身の無意識の偏見に気付き、価値観を見直す機会となりました。
また「国際フィールドワーク」では、マレーシアで現地の文化や生活を体験しました。ホーリー祭への参加、民族衣装でのダンス、ライフラインが整っていないエリアでのホームステイなど、実際に肌で感じることで、学びはより深く、豊かなものとなりました。
さらに国際交流イベント「ワールドユースミーティング」では、準備段階からすべて英語で打ち合わせを行い、最初は戸惑うこともありましたが、チームメイトのサポートのおかげで、本番のプレゼンは堂々と発表できました。チームで力を合わせてやり遂げた経験は、今後の自信につながる大きな財産です。
(大学ホームページより/左から2番目)
(後列中央)
災害ボランティアが教えてくれたこと
ボランティア活動は大学入学後も続けていて、一時はサークルにも所属していました。しかし、東海から定期的に通うことが難しくなり、活動は一時中断していましたが、その後能登半島地震をきっかけに「災害ボランティアセンター」で活動を本格的に再開しました。昨年8月には現地に赴き、被災されたお宅を訪問しながら住民の方への傾聴ボランティアを行いました。
今年の夏には岩手県と宮城県を訪れ、震災遺構や伝承施設の見学、防災サマーキャンプでのテント設営や薪割り・火起こし体験、さらにNPO活動拠点の見学など、さまざまな経験を積みました。
こうした活動を通じて、「人とのつながりの大切さ」を改めて実感し、「もっと人に寄り添う」という思いがより一層強まりました。現在もボランティア活動に力を注ぎ、卒業論文もこれらの体験を踏まえて作成しました。
(災害ボランティアセンターFacebookより)
人に寄り添い、未来を支える存在へ
将来は、自立して頼られる人になることを目標にしています。「人のために」「つながりを大切に」「人に寄り添う」という想いを胸に、卒業後は人材派遣会社に就職する予定です。就職活動で多くの人に支えてもらった経験から、将来的には採用担当として人事に携わり、寄り添うことで誰かの未来を支える存在になりたいと考えています。まずは愛知県で経験を積み、いずれは地元に戻ることも視野に入れています。
高校生のみなさん、ひとりで悩まず、ぜひ周りに相談してください。大学受験では、復習をしっかり行い、わからないところをそのままにしないことが基本です。
そして、高校生活は本当に短いので、勉強も遊びも全力で楽しんでください!大学進学で友だちと離れてしまっても、今でも年に一度会ったり泊まったりと変わらず仲良くしています。大学で出会った友だちともお互いの地元を訪ねて遊ぶなど、私にとってみんなかけがえのない存在です。
友だちは一生の宝物です。だからこそ、友だちとの時間を大切にしながら毎日を過ごしてください。
取材時、卒論完成へ向けてラストスパート!
日本福祉大学 国際福祉開発学部 国際福祉開発学科 4年
(現:国際学部 国際学科)
水澤 珠未さん
TAMAMI MIZUSAWA
- 山形県/新庄南高等学校出身
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<取材:山形最上オフィス>

