スポーツ科学部スポーツ科学科で学び、所属しているⅠ部バドミントン部で団体・個人ともに2021年度課外活動奨励賞の学生部長表彰を受けた小林寿来さん(1年)にお話を伺いました。

私が日本福祉大学を選んだ理由

 ずっと続けてきたバドミントンから離れて、スポーツ用品メーカーへ就職することも考えたりと、進路を決めかねていた私に、顧問の先生が日本福祉大学を紹介してくれました。
 スポーツをあらゆる方面から学び、すべての人にスポーツの楽しさや健康を―というスポーツ科学部の特徴に魅力を感じ、一般的な大学ではなかなか取得出来ないような福祉やスポーツに関わる資格をとることで将来の選択肢が広がるのではないかと考え、進学を決めました。
 バドミントンに関しても、コロナ禍でインターハイなどの大会が無くなってしまったこともあり、ここで辞めて後悔しないか?と自問自答した結果、気持ちを新たに大学でも頑張っていこう!と決意しました。
 青森から愛知へ進学することに不安や迷いはなく、家族も健康面以外は特に心配事はないよと心強く送り出してくれました。

スポーツ科学部での学びと気付き

 今はスポーツの歴史や、「スポーツがしたい」と誰もが思える環境づくりについて勉強しています。もうすべての授業が楽しいですね!特に「スポーツ生理学」の学びはスポーツ全般に通じる内容なので、実践の場で意識して取り入れたいです。
 授業はオンラインが中心のため、コミュニケーションの大切さを改めて実感しています。
 ボッチャや車いすバスケで身体を動かしながら別のゼミ生とも打ち解けて交友関係が広がったり、グループ活動でも対面の方が発言する機会が多く、仲間の意見を聞いて自分では考えなかったような新しい視点を持てたりと、対面の交流だからこそ出来ること、生まれることがあると感じています。
 そんな中でも周りの様子を見て、あまり話していない子に進んで話しかけたり、自ら話をして場を回したり、自分でもコミュニケーション力が上がったかなと思います。

専門科目のテキストとノート。(テキストはスポーツ心理学、ノートはスポーツ哲学)

バドミントンやアルバイトにも励む日々

 バドミントンは、クラブ活動をしている兄の影響を受け、4歳ごろから始めました。
 普段はメニューひとつ終わるたびに消毒・マスクをするなど、出来る限り感染対策に努め練習しています。
 練習のない日には、ホテルでアルバイトをしたり、ランニングや素振りといった自主トレをしていますが、疲れを感じたら無理せず完全オフにするなど、体調管理に気を付けています。
 部活だけではなく学業にもしっかり力を入れて取り組んでいる仲間の姿に良い刺激を受けていて、朝や部活前のちょっとした合間に集中して勉強するなど、両立出来るよう自分なりに工夫しています。あと、もう少し早く起きることを心がけたいと思います。

野菜をしっかり摂ることを意識したメニュー。
インカレ団体戦シングルスの1コマ。一球入魂!

将来の夢、そして高校生へ伝えたいこと

 将来の夢は実業団に進み、世界で活躍することです。まずは団体だけではなく個人でもインターカレッジ出場を目標に、日々練習に励んでいます。もちろん勉強面でも、資格取得に向けて頑張ります!
 大学進学を考えている高校生のみなさん、自分がどのようなことを身につけたいのか、なりたい将来像に対してどう向き合っていけばいいのか、今はまだハッキリ分からなくても、4年間の学びの中できっと見つけることが出来ると思います。後悔ややり残しがないように高校生活を送ってくださいね!

日本福祉大学 スポーツ科学部 スポーツ科学科 1年

小林 寿来さん

JURA KOBAYASHI

  • Ⅰ部バドミントン部所属
  • 青森県/青森山田高等学校出身

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<取材:山形最上オフィス>