重松さんは、全国の教習所に通う教習生にとって人気のYouTuber。
 「YouTubeから交通事故0社会へ」を目標に、教習生向けのYouTube動画を制作し公開しています。

 始めたきっかけは、「運転が怖い」と畏縮する教習生に、「正しく運転技術を学ぶことで、安心して運転をしてほしい」、「いつでも、どこでも、何度でも予習・復習ができるように」との思いから。
 もともと、自校の教習生向けに公開をしていましたが、『教習所YouTuberアルバカ』先生として噂は口コミで広がり、今では全国の教習生がフォロワー登録をしている人気YouTuberとなりました。

 学生時代の重松さんは、学内の県人会組織である『九州人会』の副会長として活躍。九州出身の学生が安心して学生生活が送れるよう、学生同士の交流会や大学祭の模擬店出店、Uターン就職情報の共有など、先輩後輩の垣根を越えて積極的に活動をしてくれました。

 本学への入学のきっかけは、「福祉の領域は広がり、これからの少子高齢化社会の中でシルバービジネスの拡大が見込まれると考え、大学で福祉を学んでみたい」と思い本学に進学。授業や、ゼミでの空き家再生プロジェクトなどを通して、社会に貢献できる企業への就職を意識し、現在の南福岡自動車学校の社風や企業理念に惹かれUターン就職を決めたそうです。

学生時代(2014年)に作成した
「九州人会」の紹介パンフレット。
大学祭での模擬店出店は、
準備から販売まで一大イベントでした。
今でも皆とはSNSで繋がって情報交換をしています。

 「会社からは、チャレンジしたいことへの後押しをしてもらっています。先のYouTubeの他にも、これからの教習指導員不足問題等に対応するためのAI教習の教材開発にも携わっています。今、新しくチャレンジしたい事は、写真や絵などのアートをもっと学んで、アートの力で交通事故を無くしたいと思っています。僕はアートの巨匠を目指します!」と真顔で語る重松さん。
 YouTubeのコメント欄に「動画でイメトレして明日の検定頑張ってきます。」、「アルバカ先生のお陰で検定に合格しました!」「今でも安全運転のために時々見ています。」等々、全国から寄せられるコメントが何よりの喜びだそうです。

  「交通事故0社会」を目指して、学生時代から変わらず何にでも積極的にチャレンジする重松さんをこれからも応援しています。

南福岡自動車学校(福岡県大野城市) 教習指導員・YouTuber

重松 健太さん

KENTA SHIGEMATSU

  • 2016年日本福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科を卒業
  • 福岡県/新宮高等学校出身

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<取材:福岡オフィス>