お知らせ

「大学教育改革フォーラムin東海2019」にてAP事業の取組を発表しました

 全学教育センターの村川弘城助教が、2019年3月9日、名城大学ナゴヤドーム前キャンパスで実施された「大学教育改革フォーラムin東海2019」にて本学のAP事業の取組について発表を行いました。分科会「アクティブラーニングと学修成果の見える化~主体的・対話的で深いよりよい学びのために~」の中で、「日本福祉大学における初年次対象の教育の質を高めるための取組」と題して、正課内外を含む様々な経験をどう学びにつなげようとしているかについて報告しました。

 具体的な取組としては、ゲームを通した活動を行い、その活動に関するルーブリックを考えさせる省察を繰り返し行わせています。加えて、各々の生活の中での活動についても同様の省察を行わせることで、普段の生活の中で自らを成長させる場面を意識させています。

 分科会のタイトルが、近年注目されている「アクティブラーニング」と「学修成果の見える化」ということもあり、申し込みの段階から応募者が100名を超えました。当日も「参加したかったけれど満員で入れなかった」という声や、別の分科会参加者から「資料がほしい」といった声があり、AP事業への注目の大きさが改めて浮き彫りになりました。

 質疑応答では、大学教員だけでなく、大学の職員や、高校の教員からも手が上がり、活発な意見交換が繰り広げられました。質問の中には、高校の教育に何を求めるかといった、高大連携に関するものなどもあり、AP事業の取組の成果を発信することの必要性が感じられました。