Overview 各採択校事業概要

茨城大学

茨城大学におけるAP事業の目的は、１)４階層質保証システムと学修成果の体系的な可視化によって、本学の教育を社会の求める人材育成に対応できるものに変革することである。このことによって本学が第３期中期目標・中期計画で定めている教育改善と質保証の取組が加速される。また、２)地域のステークホルダーとの連携を強化し、地域と連携した新しい質保証モデルを生みだすことも大きな目的の１つである。そのために以下の３つのシステム構築を図り、地方大学での質保証マネジメントモデルを提案・発信する。
１)４階層質保証システムの構築：全学・学部・学科等・教員という４階層で自律的な教育改善を行う。必要な情報はIRが提供し、各階層が改善に注力できる環境を構築する。
２)学修成果の可視化と共有：卒業研究や主要科目のルーブリック化、学生調査などの体系化を図るなどディプロマ・ポリシーに定めた５つの能力の測定法、可視化手法を開発し、学修成果を学生・教員・社会が共有できるようにする。
３)地域協働モデルの構築：自治体・企業等とのつながりを活用し、学外の助言・評価を教育改革に反映する仕組みを構築する。