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採択校の共催で「AP事業シンポジウム&ポスターセッション」を開催しました

採択校の共催で「AP事業シンポジウム&ポスターセッション」を開催しました

2017年10月28日(土)に東京国際交流館にて、高知大学主催、茨城大学、日本福祉大学、山形大学共催による「AP事業シンポジウム&ポスターセッション」を開催しました。各テーマのAP採択校の他、全国の高等教育関係者ら約180名が参加し、本事業への関心の高さが窺えました。

基調講演、事例報告などの次のプログラムで構成され、シンポジウムの前後には、ロビーでポスターセッションが行われました。ポスターセッションには、テーマⅠ、Ⅱ、Ⅰ・Ⅱ複合型、Ⅴの採択校16校が出展し、参加者に各校の事業の取組状況を紹介しました。

  • テーマⅠ「アクティブ・ラーニング」
  • テーマⅡ「学修成果の可視化」
  • テーマⅤ「卒業時における質保証の取組の強化」

<当日のプログラム>

開会挨拶 高知大学 学長 脇口宏 氏
基調講演Ⅰ
近年の高等教育政策と大学教育再生加速プログラム(AP)
文部科学省 高等教育局 大学振興課 大学改革推進室 改革支援第二係長 河本達毅 氏
幹事校挨拶 日本福祉大学 全学教育センター長・教授 中村信次 氏
基調講演Ⅰ
大学教育改革の近未来を考える~正攻法かイノベーションか~
京都産業大学 共通教育推進機構 教授 川島啓二 氏
事例報告Ⅰ 茨城大学 全学教育機構 准教授 嶌田敏行 氏
事例報告Ⅱ 山形大学 学術研究院(企画部) 教授 浅野茂 氏
パネルディスカッション
IR、ディプロマ・サプリメントの有用性と学修成果の質保証
パネリスト
 文部科学省 河本達毅 氏
 京都産業大学 川島啓二 氏
 茨城大学 嶌田敏行 氏
 山形大学 浅野茂 氏
 高知大学 藤田尚文 氏
 コーディネーター
日本福祉大学 中村信次 氏
閉会挨拶 高知大学 理事(教育・付属学校園担当)、AP事業実施本部長 藤田尚文 氏

文部科学省の河本氏からは、高大接続改革の必要性や、学修成果の測定に係る基準の提起がなされました。京都産業大学の川島氏からは、政策課題および大学のあり方の側面からの教育の質保証について講演いただいました。
茨城大学からは、IRを活かした全学的視点から個々の教員に至る階層別の教育の質保証システム、教育プログラム単位での質保証の取組について、山形大学からは「基盤力テスト」(学問、実践地域、国際の3つの基盤力を測定)の実施と分析事例についての報告がありました。また、高知大学からのe-ポートフォリオの活用事例等の紹介もあり、各校の具体的な取組内容を社会に発信する機会になりました。

基調講演
パネルディスカッション
ポスターセッション