夢にむかって力強く踏み出してほしい。
はじめの一歩
奨学金
本学では、児童養護施設等に入所していた方または里親等に養育されていた方への返済不要の奨学金【給付型】を創設しました。
学ぶ意欲があり明確な目的を持つ生徒の進学を支援し、大学の新入生として新社会人としてスタートをきることを応援します。
夢にむかって力強く踏み出してほしい。
本学では、児童養護施設等に入所していた方または里親等に養育されていた方への返済不要の奨学金【給付型】を創設しました。
学ぶ意欲があり明確な目的を持つ生徒の進学を支援し、大学の新入生として新社会人としてスタートをきることを応援します。
GUIDE
超高齢化/少子化社会が進行する中で、日本経済は約30年間にわたり停滞しています。企業の内部留保が肥大化する一方で、社会的格差/経済格差が拡大してきました。
この社会環境の中で、社会的養護のもとで育った子どもの大学等進学率は、児童養護施設の子どもが22.6%、里親のもとで育った子どもが38.7%と、全体平均56.1%より大幅に低い現状があり、施設で暮らす子どもは、高校を卒業すると自立した生活を求められ、学費など「費用面の不安」や、新しい生活など「環境面の不安」から、学ぶ意欲はあっても進学をあきらめてしまうケースが多い事実を目にします。
本学はこれまで、こうした経済的に厳しい状況下にある学生たちに対して、「建学の精神」にもとづいて独自の奨学金制度(経済援助給付奨学金、家計急変のための緊急貸与奨学金)を設けて支援をしてきました。また国も学生支援機構を通じて修学支援新制度など拡充しています。このように十分ではありませんが、入学金や授業料など学費に対しての奨学金制度は整いつつあります。
こうした状況を踏まえて、このたび本学では、入学や社会に出るための「準備」を応援する奨学金を新たに創設することにしました。どのような環境にあっても学ぶ意欲があり、明確な目的をもつ生徒の進学を応援し、本学における学びを通じて専門性や実践力を身につけ、社会に貢献できる人財になってもらえることを期待して、「はじめの一歩奨学金」を創設します。
(本基金は、この趣旨に賛同頂いた、卒業生からの寄付によって運営されています)
以下、AとBの要件を満たす方。
日本福祉大学の通学制学部への進学を強く希望し、学ぶ目的が明確である方。
18歳まで児童養護施設等に入所していた方または里親等に養育されていた方。
※本制度でいう児童養護施設等は、児童養護施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設、児童自立生活援助事業(自立援助ホーム)、里親等は里親や小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)を指します。
なお、自身がBの要件に当てはまるかどうか不明な場合には、本要綱末尾の問い合わせ先までご連絡ください。
入学準備費用
(入学前給付)25万円
大学進学に関わる準備費用(引越し、賃貸契約の初期費用、スーツ・PCの購入など)
新生活準備費用
(卒業時給付※)25万円
※条件有り(標準年限内での卒業、毎年のレポート[各年度の目標と活動結果等]提出等)
15名/年
出願時に※、以下の書類を提出してください。
在籍証明書 | 在籍する施設等が発行し、①応募者の氏名 ②在籍期間 ③証明書発行日が記載されている証明書 |
---|---|
児童(里親) 委託証明書 |
児童相談所が発行する証明書 |
措置解除決定 通知書 |
児童相談所が発行する証明書 |
※既に、出願済みで合格通知を受け取っている方は、入学広報課までお問合せください。
選考委員会にて、次の基準に基づき判定します。
入学試験の合否発表と同時に、郵送にて通知します。
大学として本奨学金を有意義に活用してもらいたく、使途についてヒアリングを行うとともに、奨学生の皆さんが実りある学生生活を送れるよう、希望者に対して以下のようなサポートを予定しています。
①入学準備費用の使い道について、奨学生の方からの書面報告を予定しています。内定通知の際に参考として、学生生活スタート時に学費以外に必要となる物品(教科書等)に係る費用や、当面の生活費等を併せて案内しますので、計画的に活用するようにしてください。
②毎年のレポート(3.奨学金の内訳②)等をもとに、学長はじめ大学関係者との懇談会を年1回程度行います。今後の支援の参考にしたく、ぜひ積極的にご参加ください。
③社会的養護のもとで育った本学学生同士の交流の場面や外部の支援団体への紹介の機会を設けます。
CONTACT
学校法人 日本福祉大学 入学広報課
電話:0569-87-2212
E―Mail:nfu-ad@ml.n-fukushi.ac.jp
冊子送付をご希望の方は、下記「資料・過去問請求」ボタンをクリックし資料請求フォームに必要事項をご入力いただきご請求ください。また、デジタルパンフレットもご確認いただけます。
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