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NEXT Well-being.

「次のしあわせ」をつくろう。

あなたが暮らすまちも、
あなたを取り巻く社会も、
そしてあなた自身も。
世界はどんどん変化していきます。
だから私たちは、未来に向けて
「次のしあわせ」をつくりだす大学でありたい。
そんな日本福祉大学の覚悟と挑戦を、
「NEXT Well-being.」
という言葉に込めました。
そして、それを実践する本学の卒業生たち。
彼らの想いを紹介します。

実践する卒業生たちの声

GRADUATE VOICE

国際的な企業や国家公務員、地域の医療福祉など、
多様な進路は、本学で一人ひとりが広げた可能性の形です。

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勤務先

ANA中部空港株式会社
貨物・ランプサービス部

丸山 祐奈さん

2016年 国際福祉開発学部国際福祉開発学科 卒業
長野県/長野東高等学校 出身
※現 国際学部 国際学科

世界の動きを捉え
物流を通じて社会に貢献する。

 中部国際空港にて、国内貨物の発送・到着業務や国際貨物の輸入管理を担当しています。自動車部品や生活用品、服飾品、季節の産物に加え、時にはテーマパークの装飾といったユニークな貨物を扱うこともあり、物流を通して社会の動きを肌で感じられるところに魅力があります。人々の日常生活から国際的な経済活動までを支えているという責任とやりがいを感じながら、日々の業務に向き合っています。

 現場では、貨物ラベルの欠損や個数不一致、税関・検疫規則への対応、天候不良による運航の乱れなど、予期せぬトラブルが発生することも少なくありません。限られた時間の中での対処を求められるため、冷静な判断力と柔軟な対応力が欠かせない仕事です。こうした緊張感のある状況でも前向きに働けているのは、学生時代に参加したフィリピン研修で、現地の人々の「まずは何とかしてみよう」というポジティブな姿勢に支えられたから。困難な状況でも立ち止まらず、今できることに集中する大切さを学びました。社会の変化を恐れず楽しみながら、航空業界の未来を支えられる存在へと成長していきたいと考えています。

PROFILE

青年海外協力隊に関心を持って入学。1年次にフィリピンの福祉施設での研修に参加し、現地の人々の生活や福祉的課題を学んだ。学部の学びと並行して、アルバイトとして中部国際空港で車椅子の乗客を補助する業務を経験したことが、空港で働くことを志すきっかけの一つに。現在は大学のゲスト講義などで、後輩たちに航空業界の魅力を伝えている。

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勤務先

株式会社デンソー
人事部 採用室 担当係長

榊原 晃輔さん

2011年 社会福祉学部 社会福祉学科 卒業
愛知県/日本福祉大学付属高等学校 出身

人の幸せを追究し
物流を通じて社会に貢献する。

 人事部で総合職のキャリア採用を中心とした採用活動全般を担当しています。入社を決めたのは、生まれ育った地元・愛知に根ざしながら、企業の中から社会に価値を生み出したいという思いからでした。人事として大企業の変革を支えることで、地域や社会全体に良い影響を与えられる。そのスケール感に魅力を感じています。

 業務で大切にしているのは「社員の幸せ」です。「デンソーに入ってよかった」と心から思えるように、入社をゴールとせず、その先のキャリアや人生まで見据えた支援を心がけています。技術者として世界初の製品を生み出すことも自己実現ですし、仕事と家庭の両立を図り、家族との時間を大切にすることもまた一つの自己実現です。社員それぞれが描く「こうありたい姿」を実現できることこそが、真の幸せだと考えています。入社前後のフォローや働きやすい環境づくりを通じて自己実現を支え、その積み重ねが事業の成長につながるのであれば、これ以上のやりがいはありません。大学時代、社会福祉学部で探究した「人の幸せ」という根源的なテーマは、今も社員一人ひとりの人生に向き合う上での原動力となっています。

PROFILE

「人の幸せ」というテーマを深めるため、社会福祉学部では家族社会学を専攻。孤独死や晩婚化などの課題に関心を持って学修に取り組んだ。前職では人材紹介会社の営業として企業の採用支援に携わる中で、次第に、企業内部で採用力強化に貢献し組織変革を牽引したいという思いを抱く。2024年に株式会社デンソーへ入社。自身の理念を基盤にキャリア採用の企画・実行を担っている。

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勤務先

住友林業緑化株式会社
住宅緑化事業部 東海営業部 豊橋営業所

村田 蒼馬さん

2022年 健康科学部 福祉工学科建築バリアフリー専修 卒業
愛知県/日進西高等学校 出身
※現 工学部 工学科 建築学専修

植物の持つ力で
人々の暮らしに安らぎを。

 住宅の門扉や塀などの外構をはじめ、庭木を含む外観全体の設計・営業・施工管理を担当しています。分業制が一般的な住宅業界において、当社では契約前のプランニングから引き渡し後のフォローまでをトータルに担います。顧客の要望を自らのアイデアとして形にできることにやりがいを感じる一方、入社当初は法規や土木技術などを基礎から学ぶ必要があり、その難しさにも直面しました。さまざまな壁を乗り越えながら描いたプランが採用され、施工を経て完成した住宅が街並みに調和していく姿を見ると、この仕事の意義を実感します。とりわけ植栽は時間とともに育つ存在です。数年後に担当物件の前を通りがかり、植えた木々がイメージ通りに成長し、豊かな表情を見せている様子に出合うと、大きな喜びを覚えます。

 直線で構成される建物に対し、庭は自然の曲線を最大限に生かせる場所です。妥協せずに理想の樹形を追い求め、時間をかけて丁寧に選び抜く作業を大切にしています。植物に関心を持ったのは大学時代のこと。所属した研究室で緑の持つ力を知り、自然環境と人の共存を学んだ経験が、現在の業務の基盤となっています。

PROFILE

日本福祉大学入学当初は建築全般に興味を持って学んでいたが、休日にバイクで山を訪れた際、都市部との気温差や澄んだ空気を体感し、植物が人に与える影響に強い関心を抱くようになった。3年次の研究室では、キャンパス近隣の雑木林で植生調査や生物多様性の重要性について学修。生き物が快適に暮らせる環境づくりについて考察を深めた。この経験を、現在の住宅緑化における提案にも生かしている。

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勤務先

タカラスタンダード株式会社
九州支社 沖縄営業部

内匠屋 周斗さん

2023年 経済学部 経済学科 卒業
宮崎県/高鍋高等学校 出身

人生を彩る住まいづくりに
誠実に向き合う。

 人が生きていく上で欠かせない「食」と「住」に関わる仕事に就きたいという思いから、住宅設備メーカーに入社しました。現在は沖縄営業部にて、リフォーム部門を中心とした営業活動を担当しています。主な顧客は、住宅メーカーや工務店、ガス・水道工事会社などの法人です。それぞれの専門家に対して自社製品の強みを説得力をもって伝えるには、製品知識だけでなく、建築施工に関する理解も欠かせません。そのため、日々の学習を大切にしています。業者の方々とともに現場調査や一部の作業に関わることもあり、自ら提案した商品がどのように施工され、生活空間として形になっていくのかを間近で実感できることにやりがいを感じています。

 営業職として私が大切にしているのは、現場へ迅速に駆けつける姿勢です。顧客からの信頼を何よりも重んじ、配送時の傷など製品にトラブルが発生した際には、速やかに現場へ向かい、一秒でも早く対応できるよう努めています。住宅は多くの人にとって人生で最も大きな買い物の一つです。その大切な瞬間に関わっているという責任と誇りをこれからも持ち続けていきたいと考えています。

PROFILE

大学時代は経済学の学修と並行して部活動のラグビーに打ち込んだ。東海キャンパスと美浜キャンパスを行き来する多忙な4年間を過ごした経験は、慣れない沖縄での生活への適応力や、現場を重視する営業活動における柔軟な対応力の基盤となった。授業では、企業担当者によるゲスト講義を通じて多様な業界・職種への理解を深める中で、営業職への関心を強めた。

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勤務先

ヨネックス株式会社
札幌営業所 営業課

小林 寿来さん

2025年 スポーツ科学部 スポーツ科学科 卒業
青森県/青森山田高等学校 出身

スポーツの楽しさを
もっと多くの人に届けるために。

 幼少期から打ち込んできたバドミントンの魅力をより多くの人に伝えたいという思いから、念願だったスポーツメーカーに入社しました。日々の営業活動では、スポーツ用品店への提案に加え、中学校や高校、クラブチームなど競技の現場にも足を運びます。次々と発売される新製品の特長や違いを把握し、「初心者ならこの商品」「さらに上をめざすならこちら」と、ユーザーに応じた提案を行うよう意識しています。学校訪問では自らラケットを握り、生徒たちとシャトルを打ち合うことも。プレーを通じて距離を縮め、「ここが使いづらい」「このモデルが気になる」といった率直な声を聞き取り、次の提案へのフィードバックへとつなげています。

 大学時代に印象に残っているのは「誰もが楽しめるスポーツ」をテーマにした学びです。身近な材料でボッチャの球を作るという課題では、砂や米などを持ち寄り、重さや感触が実物に近づくよう試行錯誤しました。この経験は、工夫次第でスポーツを楽しむ場は自分たちの手で生み出せるという実感につながっています。社会にスポーツの可能性を広げるため、これからもお客様と誠実に向き合い続けます。

PROFILE

5歳から続けてきたバドミントンの技術をさらに磨くとともに、関心を抱いていたパラスポーツ指導を体系的に学ぶため、スポーツ科学部へ進学。大学ではさまざまな競技に取り組む中で車いす競技も経験し、同じバドミントンでも身体の使い方が大きく異なることを実感。パラ競技の奥深さに惹かれた。卒業後は、在学中に取得した初級・中級パラスポーツ指導員資格などの専門性を生かしながら、営業活動の幅を広げている。

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勤務先

株式会社豆蔵
スマートモビリティ事業本部

岩瀬 尊人さん

2025年 健康科学部 福祉工学科情報工学専修 卒業
愛知県/碧南高等学校 出身
※現 工学部 工学科 情報工学専修

安全なクルマ社会は
緻密な検証から生まれる。

 自動車のエンジンなどを制御するソフトウェアの開発部門で、プログラムに不具合がないかを検証する業務を担当しています。主な業務は「タスク干渉の解析」。あるプログラムの実行中に別の処理が割り込んだ場合を想定し、その相互作用がシステム全体に悪影響を及ぼさないかを確認します。割り込みが発生するあらゆる条件や組み合わせを網羅的に検証する必要があり、また「問題なし」と判断するには、論理的な根拠を示さなければならず、高度な分析力と粘り強さが求められる仕事です。常に意識しているのは、ソフトウェアのわずかな不具合が人命に関わる事故につながりかねないという責任の重さ。不具合を限りなくゼロに近づけることで、安心・安全なクルマ社会の実現に貢献できる点に大きなやりがいを感じています。

 大学時代のプログラミング演習では、友人と共同でコードを作り上げる経験を積みました。他者が書いたプログラムを読み、意見を交わす中で培った力は、現在の業務であるコードレビューや不具合解析の基盤になっています。どんな課題にも対応できる汎用性の高い技術者をめざし、日々、新たな知識の修得に努めています。

PROFILE

高校時代、地域の人口減少やコロナ禍の影響を身近に感じ、医療・福祉の現場で働く人々の負担をITの力で軽減できないかと考えた。単なる情報技術の修得にとどまらず、社会課題の解決に生かせる技術活用を学びたいとの思いから、情報と福祉の融合を掲げる日本福祉大学へ進学。在学中はセキュリティ分野とAIに関心を持ち、人工知能の研究室にてスパムメールの分類精度向上をめざした研究に取り組んだ。

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勤務先

名古屋市役所
子ども青少年局 子ども未来企画部

枡田 優斗さん

2019年 経済学部 経済学科 卒業
愛知県/阿久比高等学校 出身

安心して過ごせる放課後を
市民とともにつくっていく。

 児童が放課後に安全に過ごし、健やかに成長できる場を提供するのが「放課後児童クラブ」です。共働き世帯が主流となった現代では、その必要性はますます高まっており、名古屋市には公設の放課後児童クラブのほか、民設民営の放課後児童クラブ(留守家庭児童育成会)も多数設置されています。私が現在勤めているのは、こうした民設民営の放課後児童クラブを支えるための制度設計や助成金の交付、指導監査に関わる部署です。法律や条例という枠組みのもと、時代の変化に合わせて制度を見直しながら、子どもの健全な育成を支える重要な役割を担っています。助成金の原資は、市民から預かった大切な税金です。それが適切に使われているかを厳格に管理する責任の重さを感じるとともに、仕事を通じて間接的に子どもたちのよりよい未来に貢献できる喜びも感じています。

 市職員は定期的に異動がありますが、どの部署に配属されても「お金の流れ(財務)」や「ルールの運用(法務)」に関する知識は共通して求められます。大学時代に培った経済学(ミクロ・マクロ)の基礎や統計学の知見は、どのような組織でも活かせる汎用的な力として、日々の業務を支えてくれています。

PROFILE

大学時代は学業と並行し、アカペラサークルでの活動に力を注いだ。そこでの友人関係やOB・OGとのネットワークは、現在につながる財産となっている。就職活動では大学で得た知識を生かし、財務諸表を読み解いて業界の安定性を分析。「国全体が危機に陥っても他業種より影響が小さい」と予測し、変電設備建設を担うインフラ業界へ進んだ。そこで中小企業の人手不足の問題に直面し、解決には行政の立場からのアプローチが必要だと考え、公務員へのキャリアチェンジを決断。2023年、名古屋市役所へ入庁した。

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勤務先

児童養護施設 名古屋養育院
保育士

早川 緑太さん

2022年 子ども発達学部 子ども発達学科保育専修 卒業
香川県/高松南高等学校 出身
※現 教育・心理学部 こども学科

子どもたちが困ったとき
心から頼れる大人でありたい。

 児童養護施設には大舎制や小舎制などいくつかの形態がありますが、私が勤務する地域小規模児童養護施設は、家庭的な環境を十分に経験できなかった子どもたちをより家庭に近い環境で養育できるという特徴があります。職員の役割は、家事や学習、生活マナー、自立に向けた支援に加え、児童相談所や家族との情報共有など多岐にわたります。中には虐待の影響から、深刻な学力の遅れや心の課題を抱える子どももおり、一人ひとりの背景や特性に応じて、施設内の心理士や児童相談所のケースワーカー、心理司といった専門職とも連携しながら、きめ細かな支援を行うことを大切にしています。

 大学時代には、ゼミで「インケア(施設内でのケア)」と「アフターケア(退所後の支援)」の関係性について深く学びました。施設で過ごす時間の質が、退所後の生活の安定につながるという視点は、現在の実践における大きな指針です。私が何より大切にしているのは、子どもとの信頼関係づくり。退所するときに「出会えて良かった」と感じてもらえたり、困ったときには些細なことでも連絡できる存在でありたいと考えています。「世の中には頼れる大人がいる」ということを、日々の関わりを通して子どもたちに伝え続けていきたいです。

PROFILE

祖母の介護を手伝う中で支援の仕事にやりがいを感じ、高校では介護福祉の分野を学んだ。高校2年次に日本福祉大学のオープンキャンパスを訪れ、後のゼミ教員の講義を受けたことがきっかけで、保育・社会的養護に強い関心を持つ。大学入学後は、教員の紹介で現在の職場の宿直アルバイトを経験。これが就職につながる縁となった。

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勤務先

常滑市立西浦北小学校
教諭

石田 彩夏さん

2022年 子ども発達学部 子ども発達学科学校教育専修 卒業
愛知県/東海南高等学校 出身
※現 教育・心理学部 学校教育学科

同じ目線で子どもと向き合い
一緒に夢をかなえる先生に。

 地元の小学校で教諭として勤務し、もうすぐ5年目を迎えます。現在は1年生の担任として、登校から下校まで子どもたちと向き合う毎日を送っています。国語や算数に初めて触れる子どもたちは、何を学ぶにも好奇心にあふれています。その意欲を次の学びへとつなげることが私の役割と考え、たとえ間違えても「挑戦したことがえらい!」と、その努力を認めることを大切にしてきました。相手の良さに気づいて肯定する姿勢を見せることは、子どもたちがこれから人間関係を築いていく上でも大切なヒントになるはずです。私自身も「こんな大人になりたい」と思ってもらえる存在であるために、常に笑顔と誠実さを忘れず教壇に立っています。

 これまでには高学年クラスも担当してきました。学力差や人間関係の悩みが顕在化し、低学年とは異なる課題に直面するようになる時期です。だからこそ、教師として距離を置くのではなく、一人の人間として同じ目線で向き合うことを心がけてきました。子どもたちの夢や目標に寄り添いながら、共に課題を乗り越え、その可能性を広げていく先生でありたいと考えています。

PROFILE

中学時代に出会った恩師から影響を受けて教員を志し、日本福祉大学へ進学。ゼミ教員から「卒業論文に向けて100冊以上の本を読むこと」という指導を受け、教育に関する幅広い知見を徹底的に学んだ。この経験が、現在の教員としての専門性の土台となっている。また、幼少期から続けてきた剣道とピアノで培った継続力や集中力が、日々の指導にも生かされている。

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児童養護施設 名古屋若松寮
公認心理師・臨床心理士

小林 梨乃さん

2017年 子ども発達学部 心理臨床学科心理臨床専修 卒業
愛知県/安城南高等学校 出身
※現 教育・心理学部 心理学科

どんなときもそばで
子どもたちの声に耳を傾ける。

 児童養護施設は、さまざまな事情により親と離れて暮らす子どもにとって、生活の場そのものです。決まった時間に来院する病院やクリニックとは異なり、施設で働く心理士は、日常生活の中で子どもと関わります。幼児から中高生まで、それぞれの発達段階に合わせて心理面接やプレイセラピーを行い、言葉にならない感情やその子の特性を丁寧に読み取ります。児童相談所と密に情報を共有しながら子どもの行動の背景を分析し、その内容を施設の保育士や児童指導員などの専門職と共有。チームで連携しながら、その子にとって最適な関わり方を探っていきます。

 虐待などの過酷な経験をしてきた子どもに対し、大人になってその傷が広がる前にできるだけ早く手を差し伸べることは、心理士として重要な役割だと感じます。感情の起伏が激しかった子が、数年にわたるセラピーを通して他者を思いやれるようになるなど、前向きな変化が見られたとき、この仕事のやりがいを強く実感します。周囲の環境が変わりやすい子ども時代に、いつもそばにいて話を聞いてくれる大人がいることが心の安定につながると信じ、日々の支援に向き合っています。

PROFILE

高校時代はさまざまな職業に関心を持っていたが、その中でも特にハードルの高い分野に挑戦したいと考え、資格取得に大学院進学が必須となる心理職をめざして日本福祉大学に入学。心理検査器具を実際に扱う授業など、実践的なカリキュラムを通して臨床・福祉の現場で求められる技術を身につけた。卒業後はゼミ教員の後押しを受け、日本福祉大学大学院社会福祉学研究科心理臨床専攻へ進学。児童心理治療施設での実習をきっかけに子どもの心理面接のやりがいを感じ、現在の職務に至っている。

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勤務先

医療法人孝友会 孝友クリニック
リハビリテーション部 理学療法科 課長

永田 富義さん

2016年 健康科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻 卒業
愛知県/栄徳高等学校 出身

患者さんの望む健康のかたちを
実現するために。

 子どもから高齢者まで、またスポーツ疾患を抱えた方や手術後の患者さんまで、幅広い層がクリニックを訪れます。治療の際に大切にしているのは、患者さん一人ひとりが望む「健康」のかたちを知ることです。たとえばアスリートにとってのゴールは、以前の自分を超えるパフォーマンスの獲得である一方、高齢の方にとっては、住み慣れた自宅でこれまで通りの生活を続けられることかもしれません。健康へのニーズは人それぞれであり、身体の状態やライフステージによっても変化します。「もっと良くなりたい」「最低限でいい」など、何ができるようになりたいのか、どんな生活を望むのか――身体の評価はもちろん、何気ない会話にも耳を傾け、少しずつできることを増やしていけるよう努めています。特定の疾患に偏らず、あらゆる患者さんに対応できるオールラウンダーをめざし、日々学びを重ねています。

 現在は臨床業務に加え、組織運営や後輩の育成にも力を入れています。スタッフ一人ひとりが患者さんの望む健康のかたちを見つけ出し、それを実現する知識と技術を提供できるよう、人に興味を持つ姿勢や対話の大切さを伝えていきます。

PROFILE

高校時代に怪我を負ったことをきっかけに理学療法士の仕事を知り、関心を持った。卒業生である叔父からの勧めで、日本福祉大学に進学。各分野のエキスパートである教員陣から指導を受け、広範な知識と技術を身につけた。スポーツ分野を扱う研究室に所属し、プロ野球選手と実際に関わりながら動体視力や三半規管の機能(前庭機能)の先進的な研究手法を学んだ。当時の教員の紹介で、現在も定期的に大学病院で臨床を実施し、技術を磨いている。

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勤務先

一宮西病院
リハビリテーション技術部 作業療法士

仲 若菜さん

2021年 健康科学部 リハビリテーション学科作業療法学専攻 卒業
三重県/木本高等学校 出身(現:熊野青藍高等学校)

緊張感の中で磨き続けた
確かな臨床力。

 入職1年目から現在まで、さまざまな病棟・チームを経験し、中でも循環器や腎臓など内科系疾患の患者さんを多く担当してきました。手術後にリハビリテーションへ移行することの多い外科系疾患と異なり、内科系疾患では基本的に治療と並行して実施します。日々変化する病状を踏まえて実施の可否や負荷量を判断する必要があるため、現場には特有の緊張感があります。安静を優先すべきか、活動を促すべきかを的確に見極めるには高度な専門知識が欠かせず、チームの先輩方の指導を受けながら理解を深めてきました。

 新人時代は、冠動脈の解剖や心エコー検査の所見の理解にも苦労し、知識不足を痛感しました。「私の理解が不十分では、患者さんに最適なリハビリテーションを提供できない」という焦りから、日々学び続けることを自らに課してきました。業務と並行して専門資格の取得に挑戦し、研修にも積極的に参加するなど研鑽を重ねています。大学時代に、努力を惜しまない専攻の仲間たちの姿勢に影響を受け、支え合いながら学んだ4年間の経験が、今の自分の土台となっています。

PROFILE

医療従事者である叔母の勧めで作業療法士を志し、日本福祉大学へ。実習指導者から「まずは急性期病院で幅広い疾患を経験するとよい」と助言を受け、一宮西病院への入職を決めた。内科系・外科系の多様な領域で経験を積み、現在は透析センターと緩和ケア病棟の2部門でリハビリテーション業務に従事している。三学会合同呼吸療法認定士や心電図検定などの資格取得にも積極的に取り組み、継続的なスキルアップに努める。

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公立西知多総合病院
緩和ケア病棟 看護師

安東 彩音さん

2019年 看護学部 看護学科 卒業
愛知県/武豊高等学校 出身

最期までその人らしく生きるために
全力を尽くしたい。

 私が勤めるのは、知多半島で唯一の緩和ケア病棟です。「緩和ケア」と聞くと、「お看取りのための場所」と考える人が多いかもしれません。緩和ケアの第一の目的は、身体的な苦痛や症状を和らげることですが、それ以上に大切なのは、患者さんが人生のゴールをどう迎えたいかを一緒に考えることです。例えば、「最期は家に帰って好物が食べたい」という願いがあるとします。一般病棟では難しいと判断されても、緩和ケアチームはどうすれば実現できるかを考え、ご家族の協力や社会的サポートの有無などを確認し、最期までその人らしく生きられるよう力を尽くします。

 病棟の患者さんに残された「お別れの準備期間」――この時間は、決して悲しいだけのものではないと私は考えています。家族に手紙を書いたり、最期に着る服を自分で選んだり。中には「死ぬ時期を教えてもらえてありがたかった」と話す患者さんもいます。もちろん、悲しい気持ちはなくなりません。ご家族が泣いていれば、私も一緒に涙を流します。大学の恩師の「看護師は、人が生まれてから亡くなるまで関われる唯一の職業」という言葉を胸に、患者さんの人生を見届けています。

PROFILE

学生時代に抱いた在宅支援への興味から、脳神経外科を志望し、4年間勤務した。その後、上司の勧めで緩和ケア病棟へ移行。大学の恩師から学んだ「患者と本気で向き合う姿勢」を大切に業務に取り組んでいる。今後の目標は、経験豊富なベテラン層と若手看護師の間の橋渡し役を担い、よりよい職場環境をつくること。上級資格の取得など、今後のキャリアアップにも関心を持って知識の幅を広げている。

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勤務先

全国社会福祉協議会
地域福祉部 全国ボランティア・市民活動振興センター 参事

由利 侑耶さん

2011年 社会福祉学部 保健福祉学科 卒業
秋田県/山形市立商業高等学校 出身
※現 社会福祉学部 社会福祉学科

被災地のニーズを拾い上げ
一刻も早い支援を。

 全国社会福祉協議会(全社協)は、地域の現場課題を集約して国へ提言を行うとともに、国の制度や施策の動向を各地の社協に共有する、いわば「国と地域をつなぐ懸け橋」の役割を担っています。私は現在、災害時に設置される「災害ボランティアセンター」の運営支援に携わっています。主な任務は、被災地へ全国から応援職員を派遣する際の調整業務です。現場のニーズを詳細に把握し、全国から集約された情報をもとに、円滑な人員確保のための助言を行っています。

 能登半島地震の際には、約3カ月間にわたり石川県に滞在しました。被災現場では、家財を失い経済的に困窮する高齢者や、仮設住宅での生活にストレスを抱えるご家族など、被災者が直面する複合的な課題を目の当たりにしました。一刻も早く支援体制を整えるため、センターの運営手法や活用可能な制度について県内の社協に情報提供を行い、行政との連携を促しました。この経験を通して実感したのは、「平時からの備え」の重要性です。災害に対する正しい知識を普及させ、非常時には助け合える関係性を築くことの大切さを、これからも発信し続けたいと考えています。

PROFILE

相談員など「人に関われる仕事」を志して社会福祉学部へ。入学後は全国から集まる学生と積極的に交流し、学部を越えて人脈を広げた。ゼミでは、福祉施設の介護事故(虐待、転落事故など)に関する法的リスク管理を、実際の判例集を用いて研究。法律的な視点から福祉を捉えた経験を、現在の業務にも生かしている。

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勤務先

法務省
保護局更生保護振興課地域活動推進係

加藤 正幸さん

2022年 社会福祉学部 社会福祉学科 卒業
山口県/下関南高等学校 出身

新たな犯罪者や被害者を生まない日本を
創造するため、大学での経験を活かす。

 保護観察とは、犯罪や非行をした人の社会復帰のために指導・支援することであり、国家公務員の保護観察官と、ボランティアの保護司が協働して行います。保護観察中、犯罪や非行をした人の相談に乗り、解決してくれるのが保護司です。保護観察において必要不可欠である保護司の人数は年々減少し、持続可能な保護司制度の確立は急務の課題です。私が働くのはこの問題解決のための政策を立案する部署。よりよい制度を作る上で福祉的視点は重要で、大学での学びはかけがえのない宝です。

 大切にしているのは「出会いに感謝すること」「言葉に責任をもつこと」。これは大学時代の先生の教えです。児童養護施設での研修の際、子どもたちに何気なく「また来るね」と声をかけたとき、先生から「ここには大人に裏切られた経験のある子もいる。今の発言を嘘にせず、次への行動に活かさないといけないよ」と注意を受けました。これを反省し、その後何度も施設を訪れ、子どもたちと密接な関係を築きました。大学では知識だけでなく、人として大切にすべきことも学んだように思います。新たな犯罪者や被害者を生まない社会の構築をめざし、日々の業務に本気で取り組みます。

PROFILE

2022年、法務省に入省し、鳥取保護観察所での2年間の勤務を経て、現在は本省にて勤務。高校時代に病気で入院したことをきっかけに、患者の不安や孤独に福祉の視点から寄り添うソーシャルワーカーの仕事に関心を持ち、日本福祉大学に入学。児童養護施設でのボランティアや、学内プレゼンコンテスト「ふくしAWARD」、学生自治会など多彩な活動に力を入れるとともに、授業を通じて司法福祉分野への関心が高まり、犯罪や非行をした人の立ち直りを支える保護観察官を志す。国家公務員試験とともに、社会福祉士国家試験と精神保健福祉士国家試験にも挑戦、合格。現在は法務省職員として、政策立案、広報啓発業務に従事している。

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勤務先

日本赤十字社愛知医療センター
名古屋第一病院
医療ソーシャルワーカー

岩田 響生さん

2023年 社会福祉学部 社会福祉学科 卒業
愛知県/安城東高等学校 出身

「ネットワーク・フットワーク」を重視し
患者さんの抱える問題の解決に役立ちたい。

 急性期病院には「治療を受けたいが医療費の支払いが不安」「退院を控えているが元のようにはなっておらず、今後の治療・生活が心配」などさまざまな不安・心配を抱える方がいます。医療ソ-シャルワーカーの仕事は、その方が大切にしている生活を尊重しながら、その方が課題を解決できるように支援することです。患者さんの状況、大切にしたいことはさまざまで、支援には個別性があります。患者さんと一緒に解決の方法を考え、「オーダーメイド」の支援ができることが、この仕事の面白さだと感じています。

 相談援助は面談室の中で完結すると思われることがあるかもしれませんが、必要があれば、患者さんの元を訪れ、医療ソーシャルワーカーだけでは解決できない課題に対しては他職種・他機関と連携することを大切にしています。大学時代、実習先の指導者から「ネットワーク・フットワークを大切にしなさい」という言葉を授かりました。私はこれを、地域社会ともつながり、面談室だけにとどまらずにいることが重要であると教えていただいたものと心に留めています。このような姿勢を持ち続けたいと思っています。

PROFILE

高度急性期病院の医療ソーシャルワーカーとして勤務。患者さんが抱える身体・心理・社会的な問題を把握し、適切な医療を受けられるよう支援する業務を担当する。親族が医療従事者であり職場として病院が身近であったこと、福祉分野の学びに関心があったことから、医療機関における社会福祉の専門職を目指して日本福祉大学に進み、4年間を通じてこの分野を学び深めた。

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勤務先

社会福祉法人 中央有鄰学院
児童自立生活援助事業 ゆうりんⅡ型ケアワーカー/保育士

矢掛 詩織さん

2015年 子ども発達学部 子ども発達学科保育専修 卒業
愛知県/聖霊高等学校 出身
※現 教育・心理学部 こども学科

子どもたちの思いを受け止め、
答え合わせができるのは数年後。

 児童養護施設には、最も気持ちに寄り添ってもらいたい親に、寄り添ってもらえない経験をした子が多く暮らしています。本当は家にいたいのに、ここに来ることになった、その悲しみや怒りが暴言や暴力の形で表れることもあります。そんな彼らと、ときにはぶつかったりもしながら、その生活を丁寧に支えていくことが私たちの役割です。

 入職から8年間、3~18歳の6人ほどが暮らす部屋を担当してきましたが、今でも「これが正解」と言えるやり方はありません。「これでよかったのかな」と迷いながらの毎日です。当院を出て社会経験を積んだ彼らが、年末年始には帰ってきてくれます。久しぶりに囲む食卓で「ゆうりんのごはん、やっぱりおいしいわ」とか、当時の自分を振り返って「ガキだったな、苦労かけたよね」と話してくれるとき、ようやく答え合わせができた気分。大変だった日々も悩んだ夜も、あの経験があったからこそ、と思えます。

 2024年春からは現在の職場で、児童養護施設を巣立った若者たちの自立生活を支援しています。今後も当法人の理念である「いつもとなりにいるよ」を大切に、一人ひとりを見守っていきます。

PROFILE

本学卒業生で保育士として働く母の影響を受けて入学。学習支援サークル「アンビシャス・ネットワーク」の運営に関わる中で「幼児と同じぐらい、大きな子どもも面白いな」と感じるようになった。社会的養護を専門とするゼミ教員の方針で数多くの園・施設を見学し、「児童養護施設ゆうりん」と出合う。保育士として入職し、産休・育休を挟んで8年間勤務した後、現在は児童福祉法改正に伴って事業化した現職場の初期メンバーとして奮闘中。

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勤務先

愛知県 特別支援学校教諭

安井 紀貴さん

2022年 子ども発達学部 心理臨床学科障害児心理専修 卒業
愛知県/五条高等学校 出身
※現 学校教育学部 学校教育学科

現場での気づきにまっすぐ向き合い
とことん考え、社会に問いかける人に。

 特別支援学校で、現在は主に肢体不自由の子どもたちに対する教育を実施しています。教室で授業を行うだけでなく、モルックやボッチャなどのゲームや「遊び」を通じて、身体の使い方やコミュニケーションの取り方などを伝えることもあります。こうした活動においては、大人である教員が、鬼ごっこやカードゲームなど子どもの頃に遊んだ記憶を振り返り、「思いっきり遊ぶ」感覚を取り戻すことが大切です。私自身、大学周辺の豊かな自然の中で、先生や学友と身体を動かしながらさまざまな遊びを学んだ経験があり、これが現在の仕事の土台になっていると感じます。

 教員として働く中で、日々多様な疑問に直面します。そのため定期的に美浜キャンパスへ足を運び、図書館で教育・社会福祉・医療・心理・哲学など多分野の書籍に触れたり、大学の先生方と対話を重ねたりしています。卒業して数年が経つ今でも、不思議と学生の頃のように疑問を探究する意欲が溢れ続けています。教育現場で目の当たりにした問題から目を背けずに、「なぜそうなのか?」「どうすればいいだろうか?」ととことん考え理論化し、社会に問いかけることのできる人をめざしています。

PROFILE

大学卒業後、愛知県教育委員会に就職。肢体不自由特別支援学校の中学部のクラスを3年間受け持った。自身にも聴覚障害があり、幼少期に聾学校での先生から発話訓練などのサポートを受けたことをきっかけに特別支援学校教諭を志した。大学では教育と心理に加え、子どもとその親を取り巻く幅広い社会問題に関心を広げて学習。卒業後の現在も定期的に大学に足を運び、特別支援教育における多様な課題を追究している。ゲストスピーカーとして講義を行うこともあり、後輩に教員としてのさまざまな経験を伝えている。

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勤務先

かみやメンタルクリニック
公認心理師・臨床心理士

杉山 遥都さん

2018年 子ども発達学部 心理臨床学科心理臨床専修 卒業
静岡県/静岡西高等学校 出身
※現 教育・心理学部 心理学科

治っていくのは子ども自身の力。
その傍らで心理職は静かに見守る。

 小学生から高校生ぐらいまでを中心とした精神科・心療内科クリニックで働いています。自分が抱えている苦しさをうまく言語化できない子どもには、プレイセラピーを用いることが多いです。例えば、大震災で心に傷を負った子どもが“地震ごっこ”を始めるというように、言語化して話すことができない過去の体験が、遊びの中に表れることがあります。抱えきれないつらさは、不登校や体調不良などの現実の問題として出現することがあります。子どもが辛さを乗り越える手助けとして、私たちは寄り添いながら見守ります。プレイルームの中で表れる変化に応じて、現実世界でも少しずつ適応的な生活ができるようになっていくのです。

 私たちセラピストにできることは、決して多くはありません。治っていくエネルギーは、子ども自身が持つ力です。本人やご家族から感謝されるときにはうれしさを感じる一方で、患者さんが持つ力に驚くこともあり、これには大きなやりがいを感じます。大切にしているのは、子どもたちやご家族から教わる姿勢。来談者は一人ひとり異なる個人ですから、過去の経験にとらわれず、常に一から学ぶ態度をこれからも持ち続けます。

PROFILE

人間の面白さに迫ることができ、困っている人を支えて地域援助に貢献できると考えて、心理学を志した。心理専門職をめざせる大学院を併設する本学に入学。2021年に大学院社会福祉学研究科心理臨床専修を修了し、公認心理師・臨床心理士の資格を取得。児童・思春期診療を専門とする精神科クリニックに勤務して3年が経過した。学部と大学院で学んだ理論をベースにしながらも、子どもと家族の状況に合わせた臨機応変な対応を心がける。

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勤務先

東京都障害者スポーツ協会
スポーツ支援課

堀田 雪乃さん

2022年 スポーツ科学部 スポーツ科学科 卒業
愛知県/春日井南高等学校 出身

創意工夫し、柔軟なアイデアで
すべての人が楽しめるスポーツを。

 私の職場は、障害のある方を対象としたスポーツセンターです。利用者さんがスポーツに取り組むための安全管理や指導、サポートを行っています。障害者スポーツの魅力は、それぞれが自らに合った道具を使いながらも、一緒に楽しめること。その環境づくりにおいては、「その場にあるものを使って工夫する」という視点が欠かせません。「ラケットを握るのが難しければ、代わりにティッシュの箱を使ってみたらどうだろう?」と、臨機応変にアイデアを出し、利用者さんと一緒に創意工夫しながらそれぞれの方法を見つけ、スポーツをするためのベースをつくりあげています。

 施設を訪れる人の中には、障害を負ってからスポーツに触れなくなっていた、という方も少なくありません。勇気を出して足を運んでくださった方にスポーツを心から楽しんでもらえるよう、コミュニケーションを重ねてその方の目標や得意・苦手を理解し、よりよいスポーツ経験を提供できるように努めています。スポーツの醍醐味は、何かができるようになる喜びを味わえること! まずは小さなステップを積み重ね、いつのまにか大きな階段を上っていた――そんな達成感を味わってもらえるとうれしく思います。

PROFILE

東京都障害者総合スポーツセンターにて勤務。各施設の利用支援やスポーツ指導、利用者の安全管理など幅広い業務に携わる。中学・高校時代はソフトボールに打ち込み、スポーツの学びや特別支援教育に関心を持って入学。保健体育教員(中・高)の免許を取得するとともに、中級パラスポーツ指導員をはじめ障害とスポーツに関わる幅広い民間資格を取得し知識の幅を広げた。車いすソフトボールやフライングディスクのチームに所属し、実践面からも障害者スポーツを深く学んだ。

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勤務先

名古屋大学医学部附属病院
リハビリテーション部 理学療法士

中島 裕貴さん

2012年 健康科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻 卒業
静岡県/榛原高等学校 出身

期待と不安を抱えたがん患者さんと
共に困難を乗り越えていく。

 当院はがん診療連携拠点病院に指定されており、多種多様ながん患者さんの術前術後のリハビリテーションに携わることが多いです。術後のリハは、社会復帰に向けた体力・筋肉量の回復や生活動作の練習に寄与するもの。そして術前のリハは、合併症を予防して術後経過を良くするために、体力や筋肉量の向上をめざす運動指導が中心です。がんと闘う人にとって大学病院は“最後のとりで”とも言える医療機関であり、手術を控えた患者さんは小さな期待と大きな不安を抱えています。単に理学療法を提供するだけでなく、その人の気持ちをしっかりと受け止めて、困難な状況を一緒に乗り越えていく姿勢を大切にしています。

 学生時代は、熱意あふれる先生方から最先端の治療技術を学び、大きな刺激を受けました。また3年次までに臨床実習を終えて4年次は卒業研究に専念できるカリキュラムのおかげで、研究の楽しさを知ることもできました。臨床・教育・研究を使命とする大学病院に就職したことも、合併症予防の研究を志して大学院に進学したことも、日本福祉大学で過ごした日々が土台になっていると感じています。

PROFILE

2008年開設の理学療法学専攻第1期生。卒業生も上級生もいない中、手探りで学ぶ。治療の難しい患者が多い大学病院で働く意義を、臨床実習で感じて現在の職場へ。消化器外科の患者へのリハビリテーションに携わる中で、手術後の患者が感染症などの合併症に苦しむ場面に数多く立ち会い、この分野を研究するために名古屋大学大学院に進学。医学系研究科博士課程修了、博士(医学)。臨床と並行し、がん患者の術前リハビリテーションの全国実態調査に関する多施設共同研究にも携わる。

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勤務先

刈谷豊田総合病院
リハビリテーション科 作業療法士

岡部 宗祐さん

2020年 健康科学部 リハビリテーション学科作業療法学専攻 卒業
愛知県/知立高等学校 出身

患者さんの思い描く人生のために
一歩ずつ着実に歩みたい。

 手を動かせるようになりたい人、歩けるようになりたい人など、この仕事ではさまざまな動作の回復を望む患者さんとお会いします。こうした方々に「その先の目標」を尋ねると、「仕事に復帰したい」「趣味を再開したい」など、それぞれの思いを伺うことができます。私たちの仕事は、患者さんと一緒に目標達成に向けたリハビリテーションを検討し、提供することです。復職をめざす方であれば、通勤手段は車か電車か、勤務時間はどれくらいか、といった情報を整理し、必要な動作を考えます。一気にゴールに向かおうとせず、適切な段階を踏んで一歩ずつ進むことを大切にしています。

 私が働く急性期病棟の患者さんは、突然の発熱や嘔吐など、状態の変化が起きやすく不安定な時期にあります。安全にリハビリテーションを行っていただくために、主治医や看護師との情報共有を行い、念入りな事前準備に努めています。患者さんの中には「家で待つ小さな子どものために治したい」とおっしゃる方もいます。ご本人とそのご家族の人生を背負っているという責任感を強く持ち、日々新たな知識や技術を吸収する姿勢を持ち続けたいと思います。

PROFILE

作業療法士として入職後、回復期病棟で2年間の勤務後、介護老人保健施設への2年間の出向を経て、現在は急性期病棟に勤務。主に脳出血・脳梗塞や神経難病などの患者を担当している。中学時代に怪我をし、病院で働く人に憧れたことがきっかけで医療職に関心を持ち、作業療法学専攻へ。大学卒業後の現在も専攻の勉強会などに参加し新たな知識の獲得に努めるとともに、患者を取り巻く環境への理解を深めるため、認知症ライフパートナーや福祉住環境コーディネーターなど幅広い分野の資格取得にも挑戦している。

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勤務先

三菱電機株式会社
名古屋製作所 生産システム推進部 情報システム課

黒木 綾さん

2007年 情報社会科学部 情報社会科学科※ 卒業
静岡県 出身
※現 工学部 工学科 情報工学専修

よりよい製品づくりを技術で支え
製造業の社会貢献に寄与する。

 三菱電機名古屋製作所では、ACサーボモータやシーケンサ(CNC)、産業用ロボット・レーザ加工機・放電加工機など、さまざまなFA事業製品を生産しています。この中で私は、自社のものづくりを支える生産管理システムの企画・導入・運用を担当するチームを率いています。製品の種類が多く、システムに求められる機能も多様なため、その開発や管理は難しい反面、未知の分野に挑んで理解が深まる楽しさも味わっています。最初に入社した企業では、製造業向けITシステムを顧客企業に導入する仕事にやりがいを持って取り組みました。その中で、製造業の真の効率化にはITシステムと生産設備システムのスムーズな連携が必要であることに気づき、両システムに強い現在の職場に転職しました。よりよい製品づくりを支えることで当社の社会貢献に寄与することがチームの目標です。

 大学では情報通信技術の資格対策講座を受講し、ネットワークの基礎から応用までを学びました。難しい資格試験でしたが諦めることなく挑戦して合格できたことはいい思い出。身につけた知識と技術は、現在の仕事にも大いに役立っています。

PROFILE

高校の科目にまだ「情報」がなかった2003年、ITを学べば将来の強みになると考えて、現在の工学部のルーツといえる情報社会科学部に入学。「大学でできることは全部やろう」の精神で、ネットワーク系資格への挑戦、ティーチングアシスタントとして下級生の授業補助やITヘルプデスク業務、学外の技術展示会のボランティアスタッフなどを経験。卒業後は企業向け情報システムの開発・導入を請け負うIT企業に約11年間勤務し、2019年に現在の職場に転職した。

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勤務先

大和ハウス工業株式会社
中部流通設計部 流通設計第三部 第二課

今瀬 直季さん

2019年 健康科学部 福祉工学科バリアフリーデザイン専修 卒業
愛知県/名古屋市立工業高等学校 出身
※現 工学部 工学科 建築学専修

ユーザーの要望を汲み取り
的確に設計に反映させていく。

 オフィスビルやカーディーラー等の建物の企画提案から実施設計を行っています。主に建築業界で活用が進んでいるBIMソフトウェアのRevitを用いて3次元モデルを作成することで、建物の外観や内部のレイアウトの完成イメージを立体的に表現。この手法を用いてお客様にとってわかりやすい提案をめざすと同時に、業務の効率化も追求しています。仕事で重視しているのは、それぞれのお客様の要望を的確に理解し、設計にきちんと反映させること。何度もやりとりを重ねて設計し、完成した建物をお客様に喜んでいただけた瞬間が最もやりがいを感じます。

 大学時代には、車いすを利用する人や片麻痺のある人など、多様な友人たちとともに青春を過ごし、彼らの日常生活での課題やニーズを間近で知ることができました。みんなで一緒に設計課題に取り組み、ユーザー中心のアプローチを学んだ経験が、私の建築士としての価値観を形成しています。一級建築士を取得した現在、BIMをはじめ多様な設計手法についてさらに深く学ぶとともに、リーダーシップやマネジメント力も磨き、チーム一丸となって質の高い設計を行いたいです。

PROFILE

幼い頃からものづくりが好きで、工業高校へ進学し情報分野を学んだ後、建築設計に関心を持って日本福祉大学へ。研究室の活動の一環で著名な建築家のワークショップに参加し、他大学の学生と交流しながら問題解決のための設計提案を実践的に学んだ。大和ハウス工業株式会社入社後、2023年に一級建築士を取得。AIを用いた提案資料作成など最新技術の活用にも関心を広げて学びを深めている。

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勤務先

株式会社 伊藤園
中部営業推進部

上村 雄也さん

2022年 経済学部 経済学科 卒業
愛知県/東邦高等学校 出身

提案営業に役立つ幅広い知識を
学生時代の読書経験が支えている。

 緑茶飲料や茶葉製品のトップブランド企業で新規顧客開拓を担当して、間もな 愛知県/至学館高等学校 出身く1年になります。自動販売機の新設・置換提案や、小売店への取扱商品の提案営業が主な仕事です。数多くの腕利き営業職が全国で活躍する中、まだ経験は浅いですが、お客様との接点を増やすために日々努力しています。仕事の魅力を感じるのは、お客様のご要望に即応して商談が成立したとき。あるとき、半年間にわたって自動販売機を提案し続けたお客様から電話があり、特定の電子マネーが使える販売機はあるかと尋ねられました。すぐに資料を整えて訪問し、ニーズに合った販売機をご提案すると納得していただき、導入に至った経験があります。

 高校時代は野球に打ち込む日々でしたが、大学では時間に余裕ができたこともあり、読書習慣が身につきました。経済経営の専門書から小説・エッセイまで幅広く親しみ、簿記やファイナンシャルプランナーの資格も参考書で学んで取得しました。お客様に適切な商品をご提案するには、知識の引き出しをたくさん持っておくことが重要で、学生時代に身につけた習慣が現在の仕事にも役立っています。

PROFILE

高校では伝統と実績を誇る硬式野球部で練習に明け暮れる。部の指導者から本学を進められて進学。準硬式野球部に所属し、東海・美浜の両キャンパスを往復しながら活動。3年次にコロナ禍に見舞われたことがきっかけで、読書にいそしむようになった。伊藤園就職後は、社の方針で自動販売機への商品補充や小売店への配送業務に2年間携わる。自社商品が売れる現場に数多く足を運んだ経験が、現在の商品提案に活きていると感じる。

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勤務先

株式会社NTTドコモ
CS推進部 CS企画担当

羽田 直生さん

2020年 経済学部 経済学科 卒業
愛知県/至学館高等学校 出身

お客様の多様なニーズを拾い上げ
よりよいサービスにつなげたい。

 この会社に興味を持ったのは大学時代。当時ドコモにあった聴覚障がい者向けの電話アプリ「みえる電話」について知り、聴覚障がい当事者としてこの便利なサービスを多くの人に広めたいという思いを抱きました。入社後はみえる電話の普及に向けてさまざまな取り組みを実施。お客様の声を収集しながら私含め、ユーザーでもある社員自ら何度もUI/UXを確かめて改善点をまとめ、課題であった音声認識率について開発担当者と共に検討を重ね向上を図りました。営業部門とも連携を取りながらプロモーションを行い、当初は3万程度だったダウンロード数が12万まで増加。各部署が「よりよいサービスを」という思いを一つにできたことがサービスの普及に繋がったと考えています。

 この経験によりお客様の声を聞くことの重要性を実感し、お客様の声に関わる部署に携わりたいと思い、4年目にCS※推進部へ異動。お客様アンケートを分析し、サービス向上に繋がるよう社内に課題を展開する役割を担ってきました。アンケート内容がポジティブなものに変わっていくのを見ると、この仕事の意義を感じられます。将来は手話話者向けのサービス開発などにも挑戦し、より多様なニーズを拾い上げたいです。

PROFILE

入社後、ライフスタイルイノベーション部にて約3年間、難聴者向け電話アプリ「みえる電話」(2024年3月サービス終了)の企画開発やプロモーションに取り組む。その後CS推進部CS改善促進担当を経て、現在は同CS企画担当にて勤務。大学時代はゼミで統計学を学ぶとともに、地域研究プロジェクトや大学生協学生委員会など、多様な人との関わりを重視しさまざまな活動に取り組んだ。

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勤務先

株式会社エフビー
営業二部係長

井上 航汰さん

2018年 国際福祉開発学部 国際福祉開発学科 卒業
愛知県/岩倉総合高等学校 出身
※現 国際学部 国際学科

どこへ行っても生きていける。
その自信を学生時代に身につけた。

 株式会社エフビーは、女性服の企画から製造、お客様への納品までの流れを一貫して自社で行う、アパレル業界でも特色ある企業です。生産拠点は中国・バングラデシュ・インドの世界3拠点。販売先は日本全国の量販店や通信販売会社のほか、自社サイトでのオンライン販売も行っています。私が担当するのは、お客様の方針に添って商品計画を行う仕事。量販店が希望する商品を適切な価格で作るために、海外の工場や仕入れ先と交渉することが頻繁にあり、大学で身につけたコミュニケーション能力をフルに活用しています。

 国際福祉開発学部※では、アメリカで英語を学んだり、韓国・台湾で学会発表を英語で行ったりと、多彩な海外体験ができました。特に、フィリピンの児童養護施設でボランティア活動を行い、日本とはまったく異なる環境で現地の人々と生活した経験は、「どこに行っても自分は生きていける」という自信になりました。現在、商談でインドに行く機会が多いですが、国内出張と同じ感覚で出かけています。世界中の人々と物怖じすることなく語り合える力は、この学部だからこそ身についたものだと感じています。

PROFILE

幼少時代から英語を学び、将来は海外と関わりたいと考えていた。入学当初は英語とアメリカ文化への関心が強かったが、学んでいくうちに多文化共生や国際協力など学部が持つ多彩な選択肢に気づき、学びの幅を広げる。また、授業や学部イベントで英語プレゼンテーションを数多くこなしたことで、人前で英語を話す度胸がついたという。将来は、持ち前のコミュニケーション能力を活かしてアジア圏以外にもビジネスフィールドを広げることが目標。

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勤務先

日本赤十字社
愛知医療センター 名古屋第二病院 助産師

宮田 千紘さん

2023年 看護学部 看護学科 卒業
愛知県/名古屋国際高等学校 出身

世界中の女性たちの身体と心、
そして人生に寄り添うために。

 将来は助産師として国際救援に携わりたい!――そんな夢を抱いたのは高校時代。オーストラリアに留学したとき、国際的な医療支援活動を行っていたホストマザーに憧れを抱いたことがきっかけでした。高校では英語を、大学では看護と福祉の学びを経て助産師学校へと進み、希望していた日本赤十字社の病院に就職することができました。目標とする国際救援の要員となるには、まずは助産師としての経験を十分に積み、この職場に大きく貢献できる存在とならなければなりません。いつか紛争や災害の現場で力を発揮し、一人でも多くの人を救えるよう、実力を磨き続けます。

 助産師について学び始めたばかりの頃は、単にお産を介助する仕事であると考えていました。しかし、大学の母性看護学領域の先生に「助産師は女性の人生に寄り添う仕事」だと教えていただいたとき、そのイメージが変わりました。切迫早産などのリスクのある妊婦さんは、身体面・心理面ともに大きな負担を抱えています。「いま、私に何ができるだろう」と常に考え、大学の恩師や職場の先輩方からも多くを学び、国内外の女性たちを支える力を身につけたいです。

PROFILE

日本福祉大学卒業後、助産師学校へ進学し資格を取得。名古屋第二病院に就職し、現在は総合周産期母子医療センター(産科)に勤務。大学1年次から助産師をめざして母性看護学を学ぶとともに、アフリカでの国際救援活動の経験を持つ教員の下、災害救助や公衆衛生の知識を深めた。助産師として働く現在も定期的に大学へと足を運び、ゼミ教員や後輩とともに周産期医療の多様な課題について議論を重ねている。

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