各学部の留学・海外渡航プログラム(社会福祉学部)

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在学ギャップイヤー

「在学ギャップイヤー」は、3年次又は4年次の4~8月に、3~4カ月間、国内・外の先進地域や困難地域でフィールド学習すると単位が認定される科目です。テーマやフィールドとする地域は自由に設定できます。学生が自ら計画して実行する主体的な学びの過程を教員がサポートします。
この科目は、実践力の高いソーシャルワーカーの養成を目的に2019年度に開設されました。海外プログラムの第1号として、2019年度に青木優奈さん(当時3年生)が、オーストラリアのチャールズ・スタート大学を拠点にした学習を行いました。
チャールズ・スタート大学は、日本福祉大学と協定を交わしている大学で、ソーシャルワーク学部があります。大学の授業に出席するほか、高齢者のためのケア施設、Toy Library(おもちゃ図書館)、Mental Health Club House (精神障害者のクラブハウス)、Food Connect(低所得者への食事支援)などでボランティア活動を行いました。

写真:フィールド学習の風景
写真:フィールド学習の風景

ある1週間のプログラム

  内容
月曜日 大学の授業に出席(精神保健学)
火曜日 大学の授業に出席(犯罪学)
水曜日 Mental Health Club House (精神障害者のクラブハウス)でボランティア
木曜日 Food Connect(低所得者への食事支援)でボランティア
金曜日 高齢者のためのケア施設でボランティア
土曜日 Toy Library(おもちゃ図書館)でボランティア
日曜日 休日
  • これは青木優奈さんが体験した一例です。学生が設定するテーマによって内容は変わります。

参加者の声

留学を経験して変わったこと
青木 優奈さん(オーストラリア チャールズ・スタート大学)

写真:現地の方々との記念撮影
私は、日本福祉大学で日本の福祉について学んできました。講義内において海外の福祉について学ぶ機会があり、それを機に海外の福祉について興味を持つようになりました。そのため、実際に海外の福祉について学ぶために留学をしたいと考えました。
このオーストラリア留学では、自由に留学スケジュールを立てることができます。そのため現地で何を学びたいのか、何をしたいのかを考えることで自分の力で考え行動することを身につけることができました。私は高齢者、児童、精神の分野に関わることができるボランティア活動を行いました。この活動を通して、オーストラリアと日本の福祉の違いを学ぶことができました。
最初は一人でこの留学生活を乗り越えられるか不安と心配がありました。しかし、現地の方々の優しさに幾度も支えられ、自分の力で素晴らしい留学生活を築き上げられることができました。
私は、1人でオーストラリア留学に行けてよかったと思います。なぜなら、自分の人生で一番の経験になったからです。1人でなかったら、誰かに頼って甘えていたかもしれません。1人だからこそ、自分の力で変えていこうという行動力を大いに身につけることができました。そして、将来、海外で福祉について携われる仕事につきたいという新たな夢もできました。
辛いこともありましたが、現地の方々に出会えたこと、海外の福祉について学べたことはとても良い経験になり人生の糧になりました。

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