日本福祉大学 教育実習棟

日本福祉大学 教育実習棟

写真:教育実習棟の建物
健康科学部リハビリテーション学科の学びの舞台となるのが、2008年4月に完成した「教育実習棟」です。ここにはリハビリテーションや介護で使用する最新の設備が設置されており、最先端の医療技術を習得することができます。
写真:運動機能評価実習室の風景
リハビリテーションの治療法として、運動で身体の不具合を改善する運動療法という治療法があります。
この教室では、運動療法やヒトの運動をデータ化するための検査・測定、動作の分析や衝撃力の計測などについて学びます。使用する機器類は、動作分析やバランスエクササイズに用いるものをはじめとして、最新、最高レベルの設備を設置しています。

この教室では、理学療法や検査の実施で必要となる物理療法機器や治療・評価用ベッドを設置しています。物理療法とは、身体に温熱、寒冷、電気、超音波などの刺激を与えることで身体の不具合を改善する治療法です。授業で実際に使用してもらうことにより、効果的な物理療法について学びます。

写真:生理機能評価測定室の風景
この教室では、生命維持や体内機能、体力など生理機能について学びます。
体力や呼吸、エネルギー消費などを分析する機器や心臓の働きを表す心電図、筋肉の働きを表す筋電図、バランスの良し悪しを測定する機器などいろいろな最新機器を設置しています。また、生理機能のほかにも、運動量の設定方法や外的刺激による身体の変化についても学びます。

この教室では、解剖学、生理学、組織学等の基礎医学について学びます。

解剖学や生理学では骨・関節、筋肉、脳、その他内臓の標本等を用いて生体の構造(かたち)や機能(はたらき)について学び、組織学では顕微鏡を用いて細胞や組織の微細構造と機能について学びます。

この教室では、木工・陶芸・革細工など作業について学びます。
疾患をもつ方への指導を目的に実習するのですが、知らず知らずのうちに作品作りに夢中になることも・・・。

この教室では、たくさんの治療台(ベッド)や評価・治療器具が設置されており、疾患をもつ方の障害の評価や治療法について学びます。
中央の写真は、脳内の血液の流れから脳の働きを解析する装置です。このような最新の評価・治療器具を多数設置しています。

この教室では疾患をもつ方の手や脚の代わりとなる義手・義足の構造について学びます。また、手足の動きを助ける簡単な装具(スプリント)を作成する実習もこの部屋で行います。
棚には義手・義足をたくさん設置しています。

この教室では障害体験をし、それをもとに身の回りの動作や家事のやり方を指導する方法について学びます。また、流し台やお風呂の高さ・広さなど患者様の障害に応じた環境の改善の仕方について学びます。

この教室では、最新の入浴機器を使用して、寝たままの入浴や車いすに座ったままの入浴などについて学びます。

写真:介護実習室の風景
この教室では、グループ学習を通じて、福祉用具の使用方法や、食事・排泄・着脱など日常生活行為の解除方法について学びます。設備も、電動ベッド・車いす・歩行器など障害のレベルに応じだ様々な福祉用具をそろえています。

この教室では、調理実習を通じて、高血圧・糖尿病・骨粗しょう症など様々な疾患をもつ方への食事内容について学びます。

健康科学部の専攻と専修

リハビリテーション学科

福祉工学科