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2020.02.25

英語教育に係る全学FD事業を実施しました

全学教育センターは各学部に共通する初年次の英語教育を担っています。初年次英語科目を担当する非常勤講師を対象に、2月21日に英語教育に係るFDを実施しました。

これまで本学の英語教育の目的として英語の四技能の運用能力を向上させるだけでなく、英語やその文化の持つ魅力や面白さを伝えることが大切としてきました。英語を学ぶ意欲や学力が変化しつつある学生に対して、何をどのように教えることで、どのような結果が得られたのかを知り、学生への理解を深め、今後の英語教育への手がかりを共有する機会としました。

全学教育センターの小倉美津夫教授から英作文の授業における学生の変化を、同センターの小泉純一教授から文学作品(詩)を活用した音読中心の授業事例を紹介し、初年次英語教育の課題と学修意欲を引き出す英語教育の実践報告を行いました。

それらの話題提供を受け、初年次英語教育について参加者と意見交換を行いました。非常勤講師からは学生層の変化に伴う授業運営上の課題が挙げられ、(教員と学生は世代が異なり興味関心も異なることから)学生の興味に歩み寄り興味を引き出し学習のきっかけを作ることや、いかに達成感を持たせられるかが重要といった課題の解決に向けたアイデアを出し合いました。

参加した非常勤講師からは、授業運営の参考になった、教材の見直しなどにつながる英語教育のヒントがあり今後の授業に活かしていきたいといった感想がありました。