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6月26日　第1回ランチタイムFDを開催しました

　2013年6月26日（水）12：40より、美浜キャンパス第5会議室にて第1回ランチタイムFDを開催し、教職員32名が参加した。
　今年度は「効果的な授業実践の共有」を全体テーマに掲げて、FD事業を推進している。今回のライチタイムFDの話題提供は「本学学生の文章力と授業実践」として、福祉経営学部（通信）助教の戸田智弘先生にお願いした。戸田先生は、文筆業やキャリアカウンセラーとしての優れた実績を持たれていることから、参加者も32名と盛況であった。本学では2012年度に「文章力作成演習」を担当された。当日は、学長の挨拶に続いて、講師から本学で担当する演習のシラバス紹介と、受講学生19名（上位4人、中位12人、下位3人）の分析が示された。また、基礎学力や語彙力の不足、漢字や文章読解力の習得の必要性と、検定制度やPCを活用する効果にも言及された。参加者からは、実習先に出すエントリーシートが書けない、実習巡回に行った先で実習記録が書けない学生の指導に困っているなど、日々の授業実践での悩みや具体的な質問が相次いだ。アンケートでの参加者の満足度は高く（96.1%）、内容や配布資料、今後の自身の指導・支援などに役立つとの高い評価となっていた。しかし、ランチタイムの限られた時間内であるため「ないものねだりと分かっているが、もう少し時間が取れると議論が深まる」など、テーマと講師は良かったが、もっと時間がほしいとの声が多かった。従って、今後のFD事業として「文章作成における構造」「パラグラフライティング」などに焦点化したテーマを設定することも意義があると考える。

参加者アンケート結果