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11月22日 第3回ランチタイムFDを開催しました

 2011年11月22日(火)12:35〜13:20より、美浜キャンパス第5会議室にて第3回ランチタイムFD「本学1年生の学生像について」を開催し、教職員18名が参加した。
 本学では、「日本福祉大学入門」コンテンツの制作や『基礎スタンダードガイドブック』の制作などを通して、高校生から大学生への移行を考えて取組みを行っている。今回話題提供をしていただいた松尾先生は、21年にわたり、社会福祉学部、経済学部、福祉経営学部の1年生ゼミを担当されてきた。時期によるあるいは学部による1年生の特徴などについて、お話をしていただき、その後参加者と意見交換を行いました。
 松尾先生の話は、予備校の示す本校の入学偏差値がここ十数年で下がってきた現状を踏まえ、実際の学生を長年教育してきた経験からも基礎学力が低下していることを指摘した。また、本学に限ったことではないが、大学生のコミュニケーション能力不足は深刻な問題であることを強調した。
 今後、大学1年生への教育課題としてもっとも必要なことはコミュニケーション能力を高めることであるとし、ただし大学1年生を高校生の延長ではなく、大人として位置づけることが大切であることを付け加えた。予備校・大学の教壇に立つ先生ならではの話であったこと、当日の議論が低調であったのは、先生に共感する参加者が多かったのではないかという意見が、アンケートに記されていた。初年次教育は本校の課題でもある。初年次から学部の基礎教育に力を入れ、本学のスタンダード教育を行っている本学の教育において、大変参考になる話題であった。

PDF参加者アンケート結果

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