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第51回ざっくばらんなカフェ
「あるような、ないような美術館の役割」を開催しました

 8月6日(日)、高浜市内のかわら美術館モノコトギャラリーにて、ざっくばらんなカフェvol.51を開催しました。カフェは、企画展「みえるような、みえないような」の作品に囲まれた空間で開かれ、市内外から40名余りの参加者が集まりました。 今回のテーマは「あるような、ないような美術館の役割」。今後のかわら美術館のあり方を考えていく中で、地域に開く美術館とはなんだろう、市民に必要とされる美術館とはなんだろう、ということをテーマに、美濃加茂市民ミュージアム館長の可児光生さんとかわら美術館学芸員の安藤さおりさんとのやりとりがあり、その後参加者同士がざっくばらんに話をしました。

 美濃加茂市民ミュージアムでは「自然との共存」「学校教育との連携」「市民参画」「地域づくり」を理念に掲げているそうです。可児さんは、市民・学校・地域と連携した取り組みを通じて、そのミュージアムに想いのある人が集まり、その想いに少しでもたくさんの人がふれることで、より多くの人にその想いを広げていきたい。そうすることで「地域に住んでいる人に誇ってもらえるミュージアム」にしていきたい、と語りました。

 かわら美術館で学芸員を務めてきた安藤さんも、美術館を通じてもう一度、まちの人に高浜のコトを知ってもらいたい。まちの人にとって「美術館=感動を与える素敵な “空間” 」になって欲しい。市民のみなさんの「やりたい」を受け入れていく場になっていければ…、と想いを語りました。

 美術館を必要としない人にとっては、美術館の役割はないのかもしれません。でも美術館に少しでも自分が関わることで、愛着が生まれてきます。そうした関わりができるのをただ待っているだけでなく、自ら出て行ってつながりをつくり、楽しさを見つけ・周りにも見せて伝えていく…誰かがつくるのではなく、みんなでつくる…。そのような、かわら美術館が目指している「みんなで美術館」の姿を、参加者みんなで共有できた素敵なカフェになりました。

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