4月26日(水)の夜、高浜市内のかわら美術館にて、ざっくばらんなカフェvol.50「アナタの知らない地下世界」が開催されました。プレゼンターを務めたのは、高浜市役所で上下水道を扱う部署にいる高橋貴博さん。高橋さんの上下水道の話を、進行役の今泉岳大さん(かわら美術館学芸員)がグングンと引き出し、深く掘り進めていきました。
高橋貴博さん(左)と今泉岳大さん(右)が会場とやりとりをしながら進めていきました
カフェはまず、上水道・下水道の基礎的な話から始まりました。基礎とはいえ、知らないことばかり。「下水道はどのくらいのスピードで流れていくと思います?(人間の歩く速度くらい)」、「下水道管はどのくらいの大きさなのか知ってますか?(人間の手のひらサイズくらい)」など、プレゼンターの高橋さんが会場へ問いかけ、参加者がそれに答えていく形で進められていきました。会場からは自由に声が上がり、まさにざっくばらんな雰囲気で驚きと笑いが共有できた時間になりました。
基礎的な話のあとは、実際にどのように下水道やマンホールが設置されているのかが撮られた写真や全国各地のマンホールの写真を観ながら、「地下世界」がさらに魅力的に拡がる話が続き、その雰囲気のまま後半のカフェタイムでも盛り上がりを見せました。
全国的なブームとなっているマンホールカード※がこの春、高浜市にも配布されるようになったこともあり、すぐ足下のことにもかかわらず未知だった地下世界が身近で楽しく感じられるようになったカフェでした。
※地域の特色あるマンホールの図柄の写真や市町村の紹介が書かれ たカードで、全国の100を超える自治体で配付されています