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第45回ざっくばらんなカフェ
「タカハマ物語2 心のツバサ」が開催されました

 高浜市の市民映画『タカハマ物語2 ―心のツバサ―』をテーマにした「ざっくばらんなカフェvol.45」が、7月24日(日)に開催されました。『タカハマ物語2』は、映画づくりを通して子どもたちに様々な活動を体験できる機会をつくりながら、高浜に愛着を持ち自慢できるまちをつくることを目指して撮られた映画で、前作に引き続き第2弾となった市民ムービーです。2015年の夏の暑い日に撮影が進み、2016年の2月に公開されました。
 今回のカフェでは、出演者として関わっている山田賢吾さん、内藤加代子さん、監督である加藤行延さん、事務局を務めてきた間瀬敬治さんがプレゼンターとして、映画への想いや制作後の変化などを語りました。

 大学生の山田賢吾さんは、前作の『タカハマ物語』から制作スタッフや出演者として関わっており、今回は助監督としても活躍しました。2本の映画づくりを通してたくさんの人とのつながりが生まれ、自身も大きく成長したと感じています。「子どもたちの熱い想いが大人を動かし、市民が様々な場面で協力してくれるようになった」と誇らしげに語りました。
 一方、演技は初めてだった内藤加代子さんは、“ヒロインの母親”という重要な役柄に緊張し通しだったそうです。出演しただけでなく、スタッフとして衣装づくりやメイク、炊き出しにも関わり、「子どもたちが成長する姿を間近で見ることができた」と母親のように目を細めていました。今回参加したことで高浜への愛着が増してきて、どんなことでも楽しんでいこうと思っているそうです。
 映画を撮影した加藤行延監督は、「とにかく参加している人が楽しいと思える映画を撮る」ことをモットーにしながらも、「映画の完成度はしっかりしたものにする」ことを念頭に、撮影に臨みました。出演者に合わせて役柄を急きょ作ったり台本を変えるなど、高浜の色に合わせて柔軟に撮影を進めていったそうです。出演者やスタッフなどたくさんの高浜市民をまとめあげた苦労を感じさせない、明るく楽しい口調でした。
 また、この企画の事務局を務めた市職員の間瀬敬治さんは、今回の映画づくりが人と人とをつなげるツールとなっただけでなく、子どもたちの将来の夢にもつながっていることを実感しています。映画づくりに携わった子どもたちが映像の世界に進みたいと思ったり、役者になることを夢見るなど、ぐんぐんと成長している様子を見ているそうです。「今後は野外で上映をしたりパート3にもつなげていきたい」と自身の夢にもつながりました。

 4人のプレゼンターからの話題提供の後は、それぞれのテーブルでのざっくばらんなカフェタイム。映画づくりに携わった方々も多数参加していたため、撮影秘話、携わったきっかけ、これからしたいことなどがそれぞれのテーブルで話題にのぼり、『タカハマ物語2』を応援していこう、という熱気に包まれました。また、カフェタイムの最後には、今回の映画がきっかけで生まれた高浜市のアイドル「人形小町」が表情豊かにかわいらしく踊り、会場を盛り上げました。

 映画づくりやカフェへの参加を通してそれぞれが新たな高浜の魅力に気づき、より高浜への愛着が増したカフェとなりました。今後の映画『タカハマ物語2』も「ざっくばらんなカフェ」の展開も、ますます楽しみです。

(写真提供: 榊原雅彦さん)

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