日本福祉大学

takahamaざっくばらんなカフェ まちとつながるコミュニティ

menu

  • ざっくばらんなカフェって?
  • イベント
  • お知らせ・トピックス
  • お問い合わせ
  • 高浜市まちづくり研究センター

link

  • 高浜市
  • 日本福祉大学
イベント一覧へ戻る

report

第36回ざっくばらんなカフェ
「まちづくりについてざっくばらんに語り合おう」が開催されました

 第36回ざっくばらんなカフェが「まちづくりについてざっくばらんに語り合おう」をテーマに、7月11日(土)にイオンモール東浦1階のオープンスペース、セントラルコートで開催されました。まずは、それぞれの市町の取り組みについて、担当者から説明が行われました。東浦町の柿野さんからは、『協働のまちづくり』という内容で、幸せのあるまちのデザインワークショップ、体験型市民参加による「まちづくり勉強会」、福祉・防災・環境面について地域住民目線で考えてもらっての行政計画の作成(実行委員会を立ち上げて行っている)、ゴミステーションの改善から地域を巻き込みながら、きれいに使っていくと環境モラルの向上につながるなどの取り組みの紹介がなされました。
 高浜市の榊原さんからは、それぞれの地域(地区)に合った特色や課題に対応して、行政と一緒に取り組む役割を担う5つの「まちづくり協議会」、20年後の高浜はどうなっているのかについて、人口・まちづくり・行政サービスといった視点から調査・分析する「アシタのたかはま研究所」、いつまでも住み続けたい高浜のため、行政がどうこうするのでなく、市民一人一人が出来ることを計画にする「しあわせづくり計画」について紹介がなされました。
 長久手市の遠藤健一さんは、まちや地域の幸せについて住民自ら考えていく「長久手のしあわせのものさし作り」、次世代のまちづくりについて考え、取り組み、若手職員の研修から市民に呼びかけて人が集まり話し合いながら、新たな活動をしていく「なでラボ」、市民、市民団体、事業者、行政などが、それぞれの地域で気軽に集い、語らい、地域の様々な課題に対する取組みを行うための拠点の「地域共生ステーション」(そのキャッチコピーとして「ふらっと小屋」)などの取り組みについて語られました。

柿野さん(東浦町)

榊原さん(高浜市)

遠藤さん(長久手市)

プレゼンの内容は高浜市まちづくり研究センター副センター長の吉村輝彦さんにより記録されていきました

 その後、神谷明彦さん、吉田一平さん、吉岡初浩さん、コーディネーター平野隆之さんによる座談会が行われました。その話の中で、イオンモール東浦セントラルコートをもっと地域で活用して欲しい、その新しい活用方法として「ざっくばらんなカフェ」を開催して良かったこと、東浦・高浜・長久手が交流することの意義、やったことのないチャレンジなどのいろいろな動きを今後もしていく必要があることが語られました。学者・コンサル・行政は、化学肥料ではなく、みんなとともに市民の力でまちをつくるために、発酵させていく力が大切。失敗しても良い。市民とともに遠回りしても良い、これから長いスパンを考えると良い意味でほどほどで良い、だいたいで良い、適当で良いとの話があり、東浦町長および長久手市長、高浜市長のまちづくりに対する思いをコーディネーター平野さんが上手に引き出していきました。

左からコーディネーター平野さん、東浦町長神谷さん、長久手市長吉田さん、高浜市長吉岡さん

今回のお菓子 カワラッキーラスク(高浜市)  

 第2部のカフェタイムでは、東浦町、長久手市、高浜市からの参加者が同じテーブルに座り、文字通り「まちづくり」についてざっくばらんに語り合い、住民自身がどんな形でも良いからまちづくりに関わること、人と人や地域と関わり、つながりを大切にしていくこと、そのきっかけづくりや仕掛けづくりなどについて、身近で具体的な話がなされ、参加者同士が意見交換を行い、大変実りの多いカフェとなりました。
 自分たちのまちのことは自分たちで考えていくこと、それを応援していけるよう、今後もまちづくりをテーマとしたざっくばらんなカフェの開催を継続していきたいと思いました。

イオンモール東浦セントラルコートでのカフェの様子

イベント一覧へ戻る