日本福祉大学 高浜市まちづくり研究センターが企画運営している「たかはま ざっくばらんなカフェ」は、年齢や職業等、様々な立場の人々がテーブルを囲み、「ざっくばらん」に話すことを楽しむカフェです。
今回のカフェは、あたらしい高浜市役所での情報カフェ、瓦ひろばスペースの活用方法がテーマ。市民と行政との連携・交流の促進のため、どのようにしていくのがよいのかについて、みんなで考えていきました。
約60人の参加者が集まり、
プレゼンターの説明を聞きました。
参加者がイメージしやすいように、
新庁舎の模型が持ち込まれました。
まず、新庁舎の設計を担当するプレゼンターの山下設計の降旗さん・伊藤さんから、新庁舎全体の構想について簡単な説明の後、高浜の魅力や情報を発信する場となる情報カフェ棟について、参加者が理解しやすいよう、イメージ図を資料として配布し、なおかつ新庁舎の模型を持ち込み、実際に立体的な全体像の中で参加者が活用スペースについて考えられるように工夫がされたプレゼンがなされました。
プレゼン後、高浜市まちづくり研究センターセンター長の吉村輝彦さんから班ごとに分かれてのワークショップについての説明がなされ、「情報カフェ棟“高浜の魅力や情報発信をする場”」について意見交換を行いました。自由に語られたアイデアは班ごとに用意された模造紙に記入されていきました。
意見交換後、各班の意見はアイデアが記入された模造紙を使って、班ごとに代表者によって発表され全体に共有されました。
主な意見としては、飲食スペース(地元の食をアピール、夜はバーにするとか、高齢者の定年退職後の活躍の場に・・・)、情報発信の場(地域のイベントなどの案内、総合案内所)、イベントスペース(子どもから高齢者までが集える、盆踊り&肝試しなど)、テレビ・映像スペース(市民映画館、キャッチネットワークの放送)、文化・芸能・・市民講座スペース、駐車場の有効活用、トイレを刈谷ハイウエーオアシスように名物にする、などいろいろと出され、良いアイデアとして「よいね!」シールが参加者によって貼られていきました。
「よいね!」シールが貼られた模造紙
新庁舎の模型を囲んで説明を聞く参加者
各班でアイデアを出し合う参加者
親子での参加もありました
カフェの最後には、今後も定期的にワークショップを開いて具体化していくことが、高浜市の行政グループの大八木さんから提案され、大盛況のうちにカフェは終了しました。