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2人の市長が語る「ざっくばらん」なまちづくり論
―「第16回たかはま ざっくばらんなカフェ」を開催しました

 第16回ざっくばらんなカフェは、「2人の市長が語る『ざっくばらん』なまちづくり論」をテーマに、2月23日(土)に開催されました。プレゼンターは、長久手市長の吉田一平さんと、高浜市長の吉岡初浩さん。コーディネーターを日本福祉大学 高浜市まちづくり研究センター長の平野隆之さんが務め、2人の市長からそれぞれの想いを引き出していきました。
 吉田さんは、長久手市長になって15ヶ月。元々は社会福祉法人の理事長をしていたこともあり、行政の仕組みとの違いにとまどうことも多かったそうです。それでも、一貫して言い続けているのは、「みんなで話し合い、考えながら『一緒にやっていく』」ということ。効率や成果を求めるのではなく、時間をかけてでも住民と一緒に話し合いながら進んでいくことにこだわっています。
 「ここ50年間は『山の頂上に向かって走ってきた』人たちが日本を作ってきた。効率良く、成果を求めて走ってきた人たち。ただ、ピークは過ぎてこれから人口は減っていく時代。頂上は1つだが、下りの行き先は360度ある。おそるおそる、ゆっくり、遠回りしながらでも下りていかなければならない」と、これからの時代について話す吉田さん。そのためにも、「ほどほど・だいたい・まあまあ・適当」というおおらかな社会を作っていかければならない、ということを熱い口調で語りました。

長久手市長の吉田さん(左)と、高浜市長の吉岡さん(右)の想いを、
平野さん(中央)が引き出していきます

110人を超える参加者で会場は満員に

今回のカフェでは、語られたことがその場で、
副センター長の吉村輝彦さんにより記録されていきました

 高浜市長の吉岡さんは、「まちづくりは『当事者になる』ことが大切。行政、住民、という区別をせずに、一緒に『まちづくりの当事者』としてやる。手間も面倒もかかるが、意識を変えていかなければならない」と話し、参加していた多くの高浜市民が、うなずきながら熱心に耳を傾けました。
 今回のカフェには、高浜市民だけでなく長久手からの参加者も。コーディネーターの平野さんが「長久手と高浜とで、今後も継続的に『ざっくばらんな交流会』を開いていってはどうか」と呼びかけると、たくさんの参加者が手を挙げ、会場は盛り上がりを見せました。

「長久手にお邪魔する時に何を持参するか」という会話が飛び交ったテーブルも

 後半のカフェタイムでは、10に分かれたテーブルそれぞれに長久手からの参加者も入り、高浜市民と熱心に意見交換をしていました。他市の話を聞くことで自分の市の良さを新たに発見したり、両市に共通している「つながりの大切さ」を再確認するなど、市を超えて「ざっくばらん」に交流した回となりました。

最後に感想を述べた、吉田さん、吉岡さん、平野さん

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