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高浜が好きで語り合い、はや10回
―「たかはま ざっくばらんなカフェ」を開催しました

愛する地元・高浜市を元気で魅力あるまちにするには、元気な人たちに集まってもらい、まずアイデアや想いを共有するところから始めよう―日本福祉大学高浜市まちづくり研究センターが企画する「たかはまざっくばらんなカフェ」がオープンしたのは2011年の7月25日。そのちょうど1年後の7月23日に、カフェは第10回目の開催を迎えました。この日は100人近い人が集まり、その三分の一が初参加でした。毎回、ざっくばらんに語り合うための“起爆剤”となるプレゼンターのお話が楽しみの一つですが、今回は山口県と千葉県でデイサービスセンターを運営する社会福祉法人「夢のみずうみ村」、株式会社「夢のみずうみ社」などの代表を務める藤原茂さんにお越しいただきました。開催テーマの「高浜で生涯現役!」をめざしたときに、夢のみずうみ村デイサービスセンターの運営から学べることは何があるでしょうか。前半に行われたトークは、同サービスセンターを訪れてつぶさに見学してきた高浜市観光協会会長の石川伸さん(おとうふ工房いしかわ代表取締役)が感想や意見を交えながら、夢のみずうみ村での実践を高浜市で生かすことを思い描く内容になりました。

夢のみずうみ村のユニークな取り組みを熱心に説明する藤原茂さん

夢のみずうみ村の特徴は、利用者が豊富なアクティビティのメニューを自己選択・決定して活動的になれること。また、それぞれのメニューを利用するために必要な村内通貨「ユーメ」の運用は、同時にそれを稼ぐための奉仕活動などを促す効果もあります。「家でじっとしていられないくらい、お年寄りが元気を取り戻す」(藤原さん)ほどで、サービスの利用によって元気になり、要介護の認定から外れた利用者のなかには「センターに来られなくなるのが寂しい」という人もいるそうです。両氏は「高浜市にも、高齢者が家を出て楽しもうという場や資源があるはず。ユーメのようなインセンティブも取り入れたまちづくりをデザインしてみましょう」と、集まった人たちに呼びかけました。

石川伸さん(左写真の右側)らも交えた熱いプレゼンテーションが行われました

後半のテーブル別トークでは、夢のみずうみ村のような取り組みを高浜市内でどのように行えるか、それぞれ自由な視点と発想で語り合いました。この日はプレゼンターの石川さんから「おとうふ工房いしかわ」のとうふドーナツ、お菓子のきらず揚げ、きらず茶が提供されました。参加した吉岡初浩高浜市長は「デイサービスの利用で元気になっていくことは、誰もが本来求めている姿。高浜市では映画『タカハマ物語』をきっかけに高浜市の昔話から日頃のエピソードまで、市民がメディアも活用しながら主役となって語り合えるようになると嬉しい」とコメントしました。

新しい出会いや発見があるテーブルトークは今回も盛り上がりました

次回のざっくばらんなカフェ・第11回目は「タカハマ物語×ざっくばらんなカフェ」と題して8月18日に高浜市中央公民館で開催する予定です。多くの市民が出演・参加した映画『タカハマ物語』の話題を中心に進めていきます。

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