科目名 ケアマネジメント演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 伊藤 大介

テーマ
ケアマネジメントの視点・知識・技術を実践的に習得する

科目のねらい
<キーワード>
ストレングスモデル  エコロジカルアプローチ
介護保険制度  介護支援専門員
実践力

<内容の要約>
本演習の目的は、ケアマネジメントの視点・知識・技術を習得することです。主なトピックは次の3つです。1つ目は、ケアマネジメントのプロセスです。アセスメントやプランニングといった段階ごとのポイントについて学び、必要な技術を身につけます。2つ目は、介護保険制度のケアマネジャーの実務です。毎月の業務の流れや要介護認定の手続きなどケアマネジャーの仕事について学びます。3つ目は、事例検討です。事例検討では、ケアマネジメントの視点・知識・技術を現実のケースに活用するための思考力を身につけます。以上3つを通じて、利用者と環境の相互作用をふまえながら、利用者および環境のストレングスを活かした支援を実践できる社会福祉専門職を目指します。本クラスでは、高齢者分野の制度や事例を扱い介護保険制度におけるケアマネジメントを軸に学びます。介護支援専門員(介護保険制度のケアマネジャー)資格を持つ教員が、実務経験に基づいて授業を行います。

<学習目標>
ケアマネジメントのプロセスとポイントを説明できる。
利用者と環境の相互作用をふまえてアセスメントできる。
利用者と環境のストレングスを活かした支援計画をプランニングできる。

授業のながれ
オリエンテーション
ケアマネジメントとは/介護保険制度の概要
居宅介護支援事業所のケアマネジメント業務
地域包括支援センターのケアマネジメント業務
ケアマネジメントのプロセスとポイント@
ケアマネジメントのプロセスとポイントA
ケアマネジメントのプロセスとポイントB
ケアマネジメントのプロセスとポイントC
事例検討@:在宅の認知症高齢者と家族への支援
事例検討A:在宅の認知症高齢者と家族への支援
事例検討B:在宅の認知症高齢者と家族への支援
事例検討C:複合的なニーズを抱える世帯への支援
事例検討D:複合的なニーズを抱える世帯への支援
事例検討E:複合的なニーズを抱える世帯への支援
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
1)ケアマネジメントを実践的に学ぶためグループ活動を多用します。「聴く」「考える」「話す」ことを重視しますので、積極的かつ協調的な姿勢でのぞんでください。 2)一部の回を除き、毎回の授業でリフレクションシートの提出を求めます。 3)受講状況により授業の内容や順序が変更になる場合があります。

事前事後 学習内容 時間数
事前 ケアマネジメントに関する文献学習 10
事前 アセスメントツールの収集・読み込み 5
事後 授業内で登場した用語や制度に関する文献学習・情報収集 10
事後 授業内で扱った事例に対するアセスメント・プランニング内容の振り返り 5

本科目の関連科目
ケアマネジメント論、高齢者福祉論、介護福祉論、ヒューマンケアのための多職種連携、老年心理学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他(授業参加態度) 50%
授業参加態度、リフレクションシート、期末レポートを総合的に評価します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2024 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。