科目名 | 福祉行政とまちづくり |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 後期開講 | 吉川 貴代 |
テーマ |
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基礎自治体である市区町村において、住民・行政・民間主体(社会福祉法人、NPO、企業など)が、どのように協働して、さまざまな福祉的課題に取り組むのか、実例を通じて学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 地方自治 基礎自治体(市区町村)の政策形成 自治体職員(地方公務員) 福祉のまちづくり 人口減少社会 <内容の要約> 本講では、住民にとって最も身近な基礎自治体である市区町村における福祉のまちづくりについて、自治体職員(地方公務員)がどのようにプランニングし、多様な主体とともに実践しているのかを、近年に実例を用いて学べます。日本は人口減少・少子高齢化社会であり、3年に及ぶいわゆるコロナ禍の時期を経て、人と人の付き合い・関係が変容しており、リアルの地域コミュニティは弱まり、生きづらさがクローズアップされています。市区町村における福祉行政のまちづくりは多様で、実際に職員の視点からみたらどうなのかという点は意外と知られていないと思われます。政策形成・実践は一朝一夕でできるものではなく、各市区町村で実務を担う職員が、住民にとってどうすればよいのかを、日々真剣に議論して実践し、政策を過去から未来へとつなげています。そこには、住民、多様な主体との連携・協働があり、一人ひとりの命を守り、豊かな地域社会をともに作ろうというまちづくりがあります。以上のことを、地方自治や福祉の制度を解説しながら、教員の長年にわたる自治体職員としての実務経験、ネットワークをベースに授業を展開します。 <学習目標> 市区町村における福祉政策の形成と実践について、具体的事例を通じて理解できる。 市区町村の福祉政策を担う職業人としての視点を持ち、政策を提案できる 政策提言と実践にあたり、行政・住民・多様な主体との連携、調整について述べることができる。 |
授業のながれ |
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オープニングガイダンス及び市区町村の地域開発概論@:地域開発として市区町村の福祉に関する政策形成と実践にフォーカスする意義、今後の講義のスケジュールなどを行ったのちに、人口減少社会における地域差につい 市区町村の地域開発概論A:市区町村の組織、まちづくり事例、総合計画などについて学びます。 市区町村の地域開発概論B:住民の意見、協働と参画、議会など、まちづくりのプロセスを学びます。 市区町村の地域開発概論C:地域lコミュニティ、多様な主体との連携・協働など、まちづくりのプロセスを学びます。 市区町村の地域開発概論D:市区町村の福祉政策形成がどのように行われるにかを学びます。 まちづくり事例@:幼児教育・保育における政策形成を学びます。 まちづくり事例A:地域子育て支援について「つどいの広場」を事例としてどのように政策を展開していくかを学びます。 まちづくり事例B:基礎自治体の福祉のまちづくりでは、国と自治体との役割分担、自治体内連携があり、事例を通じて学びます。 まちづくり事例C:基礎自治体における児童虐待対策について、未就園児へのアプローチ、中核市における児童相談所設置という事例を学びます。 まちづくり事例D:自治体間の連携の取り組み事例を学びます。 まちづくり事例E:DX(デジタルトランスフォーメーション)が進むなかで、福祉サービスにおける取組事例を学びます まちづくり事例F:まちづくりをするなかで、自治体は多様は主体との対話を重ねる場合も、自治体が事業者を指導する場合もありますので、事例を通じてまちづくりの実際を学びます。 まちづくり事例G:多様な主体との連携による福祉のまちづくり事例を学びます(前半)。 まちづくり事例H:多様な主体との連携による福祉のまちづくり事例を学びます(後半)。 まちづくり事例I:福祉のまちづくりにおける危機管理を学んだあと、本講義のまとめをします。 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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教員は現職の市区町村職員(社会福祉士)であり、市町村における福祉のまちづくりに関心がある者や地方公務員(特に市区町村職員)を志望する者の受講を希望する。地方自治論や総合政策学で学んだ内容が、市区町村の現場において地域開発としてどのように展開しているかを学ぶ。なお、全15講オンデマンド配信のため、計画的に受講し、感想や質問を書くこと=復習とするため、コメント記入を求めます。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事後 | 毎回の授業の復習、ふりかえりシートの入力 | 15 |
事後 | 課題レポートの作成 | 5 |
本科目の関連科目 |
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地方自治論、行政学、行政法、社会福祉政策論 |
成績評価の方法 |
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期末レポートと各授業での課題(コメント記入)にて評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
科目属性 |
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地域志向科目 |
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