科目名 社会学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 中田 知生

テーマ
ソーシャルワーカーのための社会学的な社会の理解

科目のねらい
<キーワード>
社会  社会学的思考
社会集団

<内容の要約>
本講義の目的は、現代社会の特性や多様性、そして社会問題とその背景について、ソーシャルワーカーに必要と思われる事象を、社会学の視点から理解することである。ただ、社会学は、「社会がどのように存在するか」により、その視点が変化するやや複雑な学問である。それらを含め、ここで取り上げるさまざまな集団や社会問題などにおいて、その社会学的な考え方がどのように適用されるかについて、テキストの内容のみならず、その他の例によって詳説する。

<学習目標>
社会学の考え方を用いて、現代の生活の多様性を解釈できる。
社会学の考え方を用いて、現代社会で生じている問題とその背景を解釈できる。
社会学の考え方を用いて、現代社会の趨勢を解釈できる。

授業のながれ
オリエンテーション、社会学とは何か
家族とライフコース
都市的生活とコミュニティ
人口の変化と地域社会
格差社会と階級・階層
男女共同参画社会とジェンダー
グローバル化とエスニシティ
健康と医療
社会問題と社会政策
社会集団と組織(NPO)
社会構造と社会変動
現代社会のゆくえ
臨床の場とケア
ソーシャルワーカーと社会学
講義の振り返り・まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
この授業を受講するにさいし、さまざまな問題を認識するために、新聞の購読を望みます。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回のテキストの該当部分を熟読する 15
事後 まず、その日の授業についてにノートをまとめるとともに、それに関連する学術論文や新聞記事などを探して、それについてどのように考えられているか、あるいは社会で何が起こっているかを調べてみる。 30

本科目の関連科目
「家族と地域の社会学」「地域福祉論T・U」「社会福祉調査論」「保健社会学」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
 

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>三本松政之、杉岡直人、武川正吾編著 <テキスト名>社会理論と社会システム MINERVA 社会福祉士養成テキストブック 22 <出版社>ミネルヴァ書房



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