科目名 パーソナルファイナンス

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 鈴木 健司、近藤 充代

テーマ
個人の生活設計に欠かすことができない資金運用や金融制度の基礎知識を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
生活設計と資産運用  公的保険と私的保険
ローン、クレジット  金融トラブルと消費者契約法
税金

<内容の要約>
皆さんが将来、自立して生活を行うためには金融知識に基づいた生活設計(ライフプラン)が不可欠です。将来、皆さんは自らの生涯の節目に何らかの目標を立てることになるでしょう。目標を達成するためには、時間や労力、そしてお金が必要になります。目標を達成するためにどれだけのお金が必要なのか、そしてそれをいつまでにどれだけ準備しなくてはいけないのか。生活設計を計画するためにはお金を管理する知識が必要です。また、目標を達成するまでには、予想していなかったトラブルに見舞われることもあります。そのようなトラブルにも事前に対応できることも必要です。
本科目では、生活設計の計画の立て方、お金を増やす資産の運用、不慮の事態に対応する保険、計画的な借金(ローン、クレジット)、金銭的なトラブルに見舞われないようにするための知識である金融リテラシーを学びます。


<学習目標>
生活設計の意味を捉え、将来の生活設計を考えることができる。
最低限身につけるべき金融や経済についての知識と判断力である金融リテラシーを理解することができる。
金融トラブルに対応できる制度を理解することができる。

授業のながれ
パーソナルファイナンスとは〜:パーソナルファイナンスの必要性
生活設計とリスク管理:生活設計に関わる費用やリスクの説明
公的保険と私的保険:生命保険、医療保険、介護保険の説明
公的年金と個人年金:公的年金と個人年金の説明
資産運用と証券市場:証券市場、証券業界の説明
金融資産運用の基礎的な知識:証券投資による資産運用の説明
損害保険:損害保険および損害保険業界の説明
交通事故とその責任:交通事故に備えた損害保険の説明
借金の基礎知識:ローンやクレジット、利息計算の説明
家計管理:家計のキャッシュフロー表を作成する
事例で学ぶ金融トラブル:金融・保険・クレジットのトラブル事例
金融トラブルの解決方法:法規制(消費者契約法、金融商品取引法等)の説明と金融ADR制度の紹介
成年後見人制度:家族の介護問題と成年後見人制度の説明
所得税、相続税、贈与税:生活に密着した税金の説明
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@本科目は、外部講師をお招きして授業を行う。
A授業では真摯な態度で受講すること。不必要な私語や遅刻は厳禁である。授業態度が悪い場合には退出を求めることがある。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回の授業に関するキーワードを提示するので予習してくること。 14
事後 授業の復習とまとめ 15
事後 宿題 15
事後 課題レポート 16

本科目の関連科目
「経済学」、「経済経営のための数学」、「会計学」、「法と人権」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 45%
授業内でのレポート・課題等 55%
その他 
授業終了後のミニッツレポート 15点
課題レポート 40点(1回5点満点で8回提出)
定期試験 45点

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2019 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。