科目名 地方行財政U(行政)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 野田 遊

テーマ
地方自治体の行財政について理解を深めるとともに、地域の問題解決へのアプローチを探索する

科目のねらい
<キーワード>
地方自治  公共政策
議会  公共空間
ガバナンス

<内容の要約>
地方自治体がどのような環境のもと、いかなる権限により問題解決を図ろうとしているかを検討するうえでは、地方自治に関わる制度や行政、議会、市民、NPO等の各アクターの役割とともに、それらの関係について理解する必要がある。授業では、地方自治に関わる制度として、公務員、行政、政府形態、立法、予算などの制度を学習する。加えて公共政策の立案、実施、評価に関わる理論と現実を学ぶことで、いかに問題をとらえることができるか、その解決にはどのようなアプローチがあるか、現実の政策過程ではどのように政策が決まっているか、決定と実施がいかに異なるか、評価とはそもそもどのようなものかについいて検討する。さらに、各アクター間をうまく管理し、公共空間の舵取りをどのように行うべきかを探究するうえで、公の概念やガバナンスについて理解を深める。


<学習目標>
地方自治の概念と方法を理解する
制度と実際の相違を把握する
公共空間とは何かを理解する

授業のながれ
地方自治
公務員
執政制度
議会と行政
立法過程
予算編成
政策決定論
政策実施論
政策評価論
行政責任論
公概念と行政の守備範囲
ローカル・ガバナンス
地方行財政に関する事例1
地方行財政に関する事例2
地方行財政に関する事例3

準備学習の内容・学ぶ上での注意
地方自治に関わるニュースは絶えず関心をもって学び、疑問に思うことは授業で質問することが望ましい。また、どこから発行されているものでも構わないので、行政学や地方自治に関わる論文や書籍をあらかじめ読んでおくと授業の内容がわかりやすくなる。授業後においても絶えず地方自治に関わるトピックスを新聞などから入手し、学習するのが望ましい。本科目は全体を通じて合計60時間の事前・事後学習が必要である。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 70%
その他  30%
授業はレジュメまたは板書による座学で進める。授業時に学んだ内容をもとに、テストを行う。また、受講者数にもよるが、地方自治体の政策や財政、また問題などについて調べてきたことを報告し、それも評価の対象とする。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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