科目名 スポーツ心理学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 荒木 雅信

テーマ
スポーツ心理学の基礎知識の理解と、スポーツ・体育場面での心理的課題への介入方略を習得する。

科目のねらい
<キーワード>
こころと身体のつながり  運動の制御
運動学習  運動の認知

<内容の要約>
本講義では、人を取り巻くスポーツ環境で生じるこころの事象を、身体反応や運動パフォーマンスと関連させて解説する。具体的には、人は何を見て聞いて感じて、どのように判断して運動を行っているのかを解明するために、スポーツ心理学領域で研究されている知覚,認知,学習のメカニズム,臨床的基礎に立った情緒,適応,パーソナリティなどの知見を紹介しながら「スポーツにおけるこころと身体の繋がり」について明らかにしていく。授業には指定のテキストを使用し、毎時間ショートレポートを書いて提出する。成績評価はショートレポートと期末試験で評価する。

<学習目標>
各授業テーマの理論と心理的事象の説明ができる
スポーツ心理学の知見の指導現場への応用ができる

授業のながれ
スポーツ心理学の沿革について
運動心理学@;運動のメカニズム・運動の制御
運動心理学A;運動学習の原理・効果的な運動指導
運動心理学B;動機づけ・パーソナリティ
競技スポーツ心理学@;スポーツ選手と心理的支援
競技スポーツ心理学A;スポーツメンタルトレーニングの基礎
競技スポーツ心理学B;スポーツカウンセリングの基礎
運動心理学と競技スポーツ心理学のまとめ
健康スポーツ心理学@;健康と心理学
健康スポーツ心理学A;スポーツ選手の傷害とバーンアウト
健康スポーツ心理学B;健康行動としてのスポーツ
アダプテッドスポーツ心理学@;アダプテッドスポーツの基礎的理解
アダプテッドスポーツ心理学A;障がい者の身体活動
アダプテッドスポーツ心理学B;スポーツの心理的効果とメンタルトレーニング
健康スポーツ心理学とアダプテッド・スポーツ心理学のまとめ
定期試験

準備学習の内容・学ぶ上での注意
スポーツがなぜ人の生活に必要なのか、体育がなぜ教育に必要なのか、どうすれば誰でも楽しく上手くなれるのかについて、プロフェッショナルな視線と姿勢で授業に臨むこと。そのためには生活のなかでスポーツや体育についての話題や情報に関心をもち、そこで気づいた問題意識をもって授業に出席する。テキストを中心に授業を進めるが、必要に応じて資料を配布する。

本科目の関連科目
メンタルトレーニング

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
30%
10%
0%
60%
0%
 

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>荒木雅信(編著) <テキスト名>これから学ぶスポーツ心理学 <出版社>大修館書店



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