科目名 福祉住環境

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 4 前期開講 毛利 志保

テーマ
福祉的住環境の整備について、障がいの理解を踏まえた計画手法を、建築計画・地域計画的な側面から幅広く学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
住環境整備  バリアフリー
高齢者  障がい者
福祉のまちづくり

<内容の要約>
福祉の視点からの住環境整備は、今日不可欠なものとなった。ここでは、高齢者・障がい者にとっての居住環境の重要性を論じたのち、具体的な障がいの特性を踏まえた計画やまちづくりの手法を学ぶ。

<学習目標>
@ 高齢者・障がい者の各種障害を具体的に考慮した住環境計画ができる。
A 建築環境における安全確保の手法について説明できる。
B 福祉的なまちづくりを取り巻く制度・事例について説明できる。

授業のながれ
1.ガイダンス:居住福祉について
2.高齢者の居住環境1:住まいの特徴(事前:日本の住まいの特徴)
3.高齢者の居住環境2:地域ケア・在宅ケア(事前:住宅の役割の重要性)
4.高齢者の居住環境3:福祉施設の計画1(事前:施設生活の不便)
5.高齢者の居住環境4:福祉施設の計画2(事前:施設の運営と計画)
6.障がいの理解と住環境整備1:身体特性の理解(事前:車いす利用者の不便)
7.障がいの理解と住環境整備2:障がいによる住宅改修の方法(事前:障がいによる不便と家族の思い) 
8.住宅のバリアフリー改修計画1
9.住宅のバリアフリー改修計画2
10.住宅のバリアフリー改修計画3
11.福祉用具の活用(事前:事例収集と建築空間との関わり)
12.安全を確保する建築計画:見守り、見守られる居住形態(事前:支えあう生活の事例)
13.福祉のまちづくり1:法制度(事前:キャンパス周辺実態調査)
14.福祉のまちづくり2:事例検討・発表(事前:事例収集)
15.まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・事前学習の発表をもとに、授業を展開します。
・設計演習への応用を期待する。

参考図書
「福祉空間学入門−人間のための環境デザイン−」(鹿島出版会)藤本尚久編著 2006

本科目の関連科目
福祉環境設計演習および設計科目全般

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
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50%
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50%
0%
事前学習をもとにした授業を行います。
出欠を毎回取り、既定を満たさない学生は成績評価の対象としない。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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