科目名 基礎演習T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 クラス

テーマ
地域社会について学びながら、知識や情報について「覚える勉強」から「考える勉強」に取り組もう。

科目のねらい
<キーワード>
文献購読  要約
辞書の活用  地域社会

<内容の要約>
地域の問題をテーマにした指定図書を事前に読み、読解に必要な語彙や知識などを調べた上で、授業に参加する。グループ内で、毎回交代で担当するレジメを作成して、発表をする。その報告を受けて、テーマに即したグループ討論を通して、文章読解力を身につけるとともに、他人や自分の考えをまとめる作業を通して、地域の問題について関心を深める。ふくし・マイスター養成のための地域指向科目の一つである。

<学習目標>
文献読解に必要な語彙、表現を理解し、文意をまとめることができる。
見聞した知識・情報をグループメンバーと共有し議論することができる。
地域社会への関心を深め、地域が抱える課題について向き合うことができる。
地域社会の諸課題に関する個々人の見解を踏まえ、その方途を探ることができる。

授業のながれ
オリエンテーション
テキストの講読及び討論(地域社会を知る@)
テキストの講読及び討論(地域社会を知るA)
テキストの講読及び討論(地域社会を知るB)
テキストの講読及び討論(地域社会の諸課題の把握@)
テキストの講読及び討論(地域社会の諸課題の把握A)
ゲスト講義(合同演習)
テキストの講読及び討論(地域社会の諸課題(まとめ))
テキストの講読及び討論(報告テーマの具体化)
身近な地域の課題について考える
地域の課題について調べる(調査分析@)
地域の課題について調べる(調査分析A)
地域の課題について改善・解決策を提案する(報告会@)
地域の課題について改善・解決策を提案する(報告会A)
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・授業では、山崎亮(2012)『コミュニティデザインの時代 − 自分たちで「まち」をつくる−』中公新書 をテキストとして使用する。授業が始まるまでにテキストを用意しておくこと。
・各回の授業において、テキスト章を、予め熟読し、事前に出された課題について取り組むことが必要である。また学習した章の内容について理解を深めるために宿題を課す。時間を惜しまず学習してほしい。
・授業を通じて、自らも地域社会の一員であることを自覚し、地域の様々な問題解決に向けて考えたり、自ら参加しようとする意識を持つことが望まれる。

本科目の関連科目
本授業は、1年生授業の「キャリア開発入門」、「地域社会と共生」と関連している。さらに2年次以降の科目である「基礎演習U」、「専門演習T、U、V、W、X」、 「キャリア開発T」とも関連している。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%
30%
0%
0%
30%
・毎回の授業での宿題 40点(課題・小テスト40%に相当)
・レポート3回 30点(レポート30%に相当)
・報告会のプレゼンテーション 30点(その他30%に相当)

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
<著者>山崎亮 <テキスト名>コミュニティデザインの時代 − 自分たちで「まち」をつくる− <出版社>中公新書



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