科目名 哲学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 成瀬 翔

テーマ
ことばを哲学的に考察し、わたしたちが生きている社会と制度との関係を議論する。

科目のねらい
<キーワード>
言語  虚構
社会  制度

<内容の要約>
本講義は、私たちが用いる「言語」について考えていきます。言語は社会的コミュニケーションにおいて欠かすことができないだけではなく、文化・芸術においても重要な役割を果たします。本講義での議論を通じて、言語についての理解を深めていきたいと思います。

<学習目標>
人間と言語の関係を理解することができる。
社会における言語の働きを理解することができる。
文化・芸術における言語の重要性を理解することができる。
実社会で求められるコミュニケーション能力を理解することができる。

授業のながれ
ガイダンス
人間はことばをなぜ使えるのか(人間と動物との違い、メタ表象)
言語哲学の基礎1(指示、使用と言及)
言語哲学の基礎2(フレーゲ、意味と意義、発話の力)
言語哲学の基礎3(存在と非存在、空名の指示、分析形而上学)
言語哲学の議論1(可能世界説、内包論理)
言語哲学の議論2(マイノング主義、性質)
言語哲学の議論3(メイクビリーヴ説、ごっこ遊び)
言語哲学の応用1(自己と社会的役割)
言語哲学の応用2(社会制度の構成)
言語哲学の応用3(文化人類学)
言語哲学の応用4(絵画とアート)
言語哲学の応用5(政治とコミュニケーション)
言語哲学の応用6(ポピュリズム)
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
授業では、学生一人ひとりが、積極的に発言し、議論に参加することを重視します。哲学という領域は、最初はややとっつきにくく、理解しづらい面があります。そのため、自分なりの問題設定のもとで授業に参加し、質疑応答の中で理解を深めていってください。

本科目の関連科目
政治学

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
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80%
20%
毎回の授業ではコメントシートを記入してもらい、期末試験とあわせて評価を行います。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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