哲学

科目名	哲学

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	前期開講	片山　善博

テーマ

人間とは何か

科目のねらい

＜キーワード＞
自己　　他者　
欲望　　　自由
芸術

＜内容の要約＞
ソクラテスの「汝自身を知れ」を手がかりに、自己の成り立ち、倫理的なものの成り立ち、芸術的なものの成り立ちについての探究を行う。特に人間の欲望、自由、表現の意味するものをそれぞれが自分自身で考えられるよう、様々な教材を使いながら進めていく。

＜学習目標＞
自己吟味の方法を学ぶことで、福祉の対象である人間についての理解を深めることができる。
自己や他者についての理解を深めることで、多様で豊かな人間観を構築することができる。
社会や芸術の哲学を学ぶことで、福祉の基礎としての人間学的思考を身につけることができる。

授業のながれ

授業の概要、目的、内容等のガイダンス
時間の不思議
なぜ人は自分を知ろうとするのか
私は何を知ることができるか
科学は万能か
私は何から形成されているのか
欲望は人間の本性か
自由は平等によって脅かされるか
労働は人間に何をもたらすのか
私たちは国家に対して義務を負うのか
芸術と科学はどちらがより重要か
芸術家はその作品の主人か
芸術作品は常に意味を持つのか
芸術作品は私たちの感性を磨くことができるのか
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

授業では、学生一人ひとりが、物事を掘り下げ、原理的に考えることを重視する。そして自分なりの＜ものの見方・考え方＞を身につけてもらいたい。人間についてのさまざまな問いや思索のかたちを取り上げるので、自分なりの＜問い＞を見つけて、とことん考えてほしい。参考文献等については初回の授業の時に説明します。

本科目の関連科目

コミュニケーション論
死生学
社会学
現代基礎教養

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

0％
0％
0％
80％
20％

学期末試験に授業中の意見表明のアンケートを加味する。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定（最初の授業で指示する）