科目名 基礎バイオメカニクス

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 合屋 十四秋

テーマ
スポーツバイオメカニクスの立場から各種運動の「からくり」を力学、生理学、解剖学などの基礎知識を活用してより深く理解する.

科目のねらい
<キーワード>
-  -
-  -
-

<内容の要約>
Kinematic(動き、フォーム)とKinetic(力、エネルギー)の2つの視点があること、またそれらの知識を駆使してヒトの運動の「巧拙」「速さ」「強さ」「正確さ」「美しさ」のなかに一定の「法則性」を追求できる.

<学習目標>
1.ヒトは1日にどのくらい歩くか?どのくらいの運動量を必要とするか?実際に歩行量調査、発表、討議,情報交換できる.
2.身体重心とは?なぜ重心を問題にするのか?重心の求め方と運動場面での重心を求めるには?計算実習によって習得できる.
3.このくらいという感じ(主観)で調節するとは?主観と客観(実際の値)は一致するか否か?感覚量を測り(立ち幅跳びのGrading),理論値と実測値を確かめることができる.
4.子どもの体力・運動能力はどのくらい低下しているのか?発育・発達と身体運動との関連からその意義を理解し,探求できる.
5.動きのからくりを探るには?走、跳、投、打、蹴、泳運動の実際:ストップウォッチとメジャーだけで動きのからくりを測れるか?定性的&定量的分析方法とは?グループに分かれ、各種動作様式とその発達についてプレゼンテーション、ディスカッションができる.

授業のながれ
1) ガイダンス, Biomechanics in Sports(VTR) 歩度計(万歩計):4/20の測定に使うため各自購入のこと
2)人は1日にどのくらい歩くか?どの位エネルギーを消費しているか?
3)歩幅を測る(陸上競技場:次週までレポート:雨天順延:次週の講義内容に切替,定規必携のこと)  注)運動のできる服装,靴にて陸上競技場に集合のこと.
4)身体重心計算実習(定規,電卓or電卓機能付き携帯電話を用意)
5)歩行量調査.2週間の内,1week分を測定.次回までレポート.
6)歩行量調査解説(質問・報告&資料配付)現代人の至適歩行量はどのくらいか?
7)感覚量を測る 立ち幅跳び:柔道場,メジャー,目隠し,記録用紙)
8)感覚量を測る(資料説明,次週までにデータの結果をまとめてレポート提出)
9)発育発達と運動学(プリント資料)
10)動きを探る(定性的および定量的分析:グループ分け、対象とする動きの決定:projectなど)
11)(この授業時間を使って,各グループで実験,測定)
12)各種運動種目のバイオメカニクス
13)Presentation Group Projects 1 (by Power Point )
14)Presentation Group Projects 2 (by Power Point )
15) Presentation Group Projects 3(by Power Point )

準備学習の内容・学ぶ上での注意
総合評価なので筆記試験だけで成績評価はなされない.

本科目の関連科目
健康科学(1 年次開講科目)、障害者スポーツ(3年次開講科目)、加齢体力論 (3年次開講科目)

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%
30%
0%
30%
0%
0

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>金子 公宥 <テキスト名>スポーツ・バイオメカニクス入門 <出版社>
<著者>ロルフ・ウィルヘート <テキスト名>目で見る動きの解剖学 <出版社>大修館書店
<著者>フレデリック・ドラビエ著,白木 仁監訳 <テキスト名>目で見る筋力トレーニングの解剖学 <出版社>大修館書店



(C) Copyright 2016 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。