科目名 体力トレーニング演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 2 通年開講 松岡 弘記

テーマ
スポーツトレーニングの基礎知識とトレーニング処方の技能を身に付ける

科目のねらい
<キーワード>
体力  トレーニング処方
フィットネストレーニング  マシーントレーニング

<内容の要約>
スポーツ指導者は、体力の概念を理解し、トレーニングによって体力を高めるための基礎的知識を獲得することが必要である。そのためには、トレーニングの原理・原則に基づく安全で効率的なトレーニング方法とそのプログラミング方法を学ぶこと。また、トレーニングの種類について理解を深め、それぞれのトレーニング効果の違いを理解し、体力要素別のトレーニング方法やマシーンを用いたトレーニング方法を学ぶことが必要である。この授業では、トレーニングに関しての講義と実技により、トレーニングを理解し、実際に実践して、人にその方法をマシーンなどを利用して教えることができる力を身に付けることと、あらゆる人に対してトレーニングのプログラミングができるようになることが求められる。

<学習目標>
体力の概念を理解し、トレーニングによって体力を高めるための基礎的知識を身につける。
体力トレーニングの原理・原則に基づく安全で効率的な体力トレーニング方法とそのプログラミング方法を作成できる。
体力トレーニングの種類について理解を深め、それぞれの体力要素別トレーニング効果の違いを理解できる。
体力要素別のトレーニング方法、マシーンを用いた体力トレーニング方法を身につける。
性・年齢別の体力トレーニングプログラムを作成できる。

授業のながれ
オリエンテーション 科目概要説明
体力とは何か(1)体力とは何かを理解する。
体力とは何か(2)体力要素とトレーニング効果との関連性を理解する。
トレーニングの原理・原則、処方について(1)トレーニングの原理と原則について理解する。
トレーニングの原理・原則、処方について(2)トレーニングの処方について理解する。
トレーニングの種類 体力要素別にトレーニング効果を得るためのトレーニングの種類について理解する。
全身持久力・身体組成系(1)身体組成の測定方法を実践する。
全身持久力・身体組成系(2)身体組成のトレーニング方法と評価・判定方法を実践する。
全身持久力・身体組成系(3)全身持久力の測定方法を実践する。
全身持久力・身体組成系(4)全身持久力のトレーニング方法と評価・判定方法を実践する。
筋力・筋持久力系(1)筋力の測定方法を実践する。
筋力・筋持久力系(2)筋力のトレーニング方法と評価・判定方法を実践する。
筋力・筋持久力系(3)筋持久力の測定方法を実践する。
筋力・筋持久力系(4)筋持久力のトレーニング方法と評価・判定方法を実践する。
マシーンの特性(1)マシーンの特性を理解する。
マシーンの特性(2)マシーンを用いた測定とトレーニング方法を理解する。
マシーントレーニングの実際(1)マシーンを用いたトレーニングを実践する。
マシーントレーニングの実際(2)マシーンを用いたトレーニング効果の評価と判定方法を実践する。
柔軟性(1)柔軟性の測定方法を実践する。
柔軟性(2)柔軟性のトレーニング方法と評価・判定を実践する。
調整力系(1)調整力の測定方法を実践する。
調整力系(2)調整力のトレーニング方法と評価・判定方法を実践する。
発育発達期のプログラム 発育発達期の特性とトレーニングとの関連性を理解する。
スポーツ選手のトレーニング スポーツ選手に必要な体力トレーニングについて理解する。
障害のある人のトレーニング 障害者の特性とトレーニングとの関連性について理解する。
高齢者のトレーニング 高齢者の特性とトレーニングとの関連性について理解する。
トレーニングのプログラミング(1) 一般人が体力を向上させるためのトレーニングプログラムの作成方法を理解する。
トレーニングのプログラミング(2) 性・年齢別に体力を向上させるためのトレーニングプログラムの作成方法を理解する。
まとめのレポート(1)確認テストの実施 
まとめのレポート(2)確認テストの解説

準備学習の内容・学ぶ上での注意
日本体育協会資格対応科目(共通科目T、スポーツプログラマー:SP専門科目)
@実技の際には、トレーニングウエアを着用し、運動シューズを履くこと。
A実技は互いに協力し合って助け合い実施すること。
B実技の日も必ずノートと筆記用具を持参すること。
C講義は更衣不要、テキストとノートと筆記用具を持参すること。
事前学習は、各時限のテーマのところについてテキストを読んでおくこと。事後学習は、各時限で学んだことをレポートにすること。

レポート課題の提出
第1回 1時限〜6時限の講義終了後 テキストや講義内容をまとめる。A4用紙横書き、5枚以内。
第2回 7時限〜22時限の実技終了後 5種類の実技のうち3種類以上の内容をまとめる。A4用紙横書き、2枚以内に1種類作成、3種類を提出第3回 23時限〜28時限の講義終了後 確認テストを実施する。
 




本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
40%
0%
0%
60%
普段の出席と学習状況(レポート)を重視する。
10分以上遅刻した場合は2点減点し、20分以上遅刻した場合は授業への出席は認めるが、欠席扱いとなる。
1回欠席につき4点減点する。
第1回と第2回のレポートが40%、第3回の確認テストを60%とし、合計100点満点で評価する。
ただし、減点がある場合は、100点満点から減点し、評価する。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>財団法人日本体育施設協会編  <テキスト名>スポーツプログラマー(専門科目)テキスト <出版社>財団法人日本体育施設協会
<著者>財団法人日本体育協会編 <テキスト名>公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目T <出版社>財団法人日本体育協会



(C) Copyright 2016 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。